コガネムシの幼虫(ネキリムシ)の予防に不織布カバー
【12号用10枚セット】
植え替えをしたら鉢土からカブトムシの幼虫を小さくしたような、
コガネムシの幼虫が出てきたことはありませんか?それは要注意です!
大切な庭木の根っこを食害する「コガネムシ」とは?
あなたには、この3匹の違いがわかるかな?
答えは真ん中!(左はハナムグリ、右はカナブンです)
コガネムシは全体が丸っこく体全体に産毛が生えています。左のハナムグリは体に点々模様があり、右のカナブンは全体的に角ばった形をしています。この2種は園芸品種に特に害はなく、土壌形成に寄与しています。
コガネムシの幼虫は乳白色で背中が曲がったイモムシ状で別名:ジムシ、ネキリムシとも呼ばれ、根を食害して、ひどいときには苗を枯らしてしまいます。成虫はといえば葉を網目のように食い荒らしてしまう、親子ともども庭木の天敵です。
一口にコガネムシと言っても様々な種類があります。マメコガネ虫の成虫は5~7月に多く出現し、ヒメコガネ虫やドウガネブイブイなどの成虫は7~9月に多発し、その間に植物が植えてある腐葉土や堆肥、鉢植えの培養土などの肥沃な土壌に産卵します。
そして、8月末頃に卵から孵った幼虫が根っこを食べ始めます。コガネムシは飛来して産卵するため、農薬などの薬剤で産卵防止はできません。
(左)コガネムシの幼虫 (中央)コガネムシの成虫 (右)成虫による葉の食害
鉢土の表土を覆ってコガネムシの産卵予防!!
コガネムシの成虫は肥沃な土に産卵しにきますが、飛んでくるので薬剤散布では防ぐことができません。そのため、コガネムシ対策は基本的に覆って要望します。苗の生産農家も覆って予防しています。
また、コガネムシが嫌う植物として、ミント(ミントは異常に繁殖するためペニーロイヤルミントのような根が浅い品種を選びましょう)、スイセン、ニンニク、ルー、キャットニップ、チャイブなどがあげられます。地植えでカバーが使えない場合は、こちらのコンパニオンプランツを試してみるといいかも知れませんね。
もう手遅れ! もうコガネムシの幼虫がいる、、、
その時はこちらオルトランDX粒剤またはダイアジノン粒剤3を使ってください。