日本自生の原種!耐寒性、耐病性が強く痩せ地でもお育ちます。
珍しい八重品種。実がつきにくいのでちょっと注意が必要です。
「ハマナス」は北海道から太平洋側は茨城県まで、日本海側は鳥取県の海岸に自生する原種「ジャパニーズローズ」です。皇后雅子さまのお印の花としても知られます。海岸の砂地に自生し、梨のように大きな果実をつけるから「浜梨(ハマナシ)」と呼ばれ、転化して「浜茄子(はまなす)」です。潮風に強く、病害虫に強く育ちます。ミニトマト大の大きめのローズヒップをつけます。リンゴのような香りがする実が楽しめます。ただ全体的に自家結実性が低く、中でも八重咲き品種は実がつきにくい傾向にあります。ローズヒップにはレモンの20倍のビタミンCやビタミンEをはじめ、カルシウムや鉄分などなど美容に期待できる栄養をを多く含んでいます。ローズヒップはハーブなのでティーにしたり切り枝ではアレンジにできます。
性質は強健で耐寒性も抜群、トゲが毛深いのがたまにきずですが、バラと比べると葉脈がはっきり見える点が印象的です。潮風にも強く、日本の砂地に自生する原種です。自生地では匍匐するように矮性ですが花壇などに植えると大きく育ち、樹高は1.5mくらいになります。生育旺盛で耐寒性・耐病性も強く、乾燥に強く痩せ地でも育ちます。初心者にもお勧めの育てやすい品種です。
原種系のオールドローズ