フラワーカーペットローズ|ピンクスプラッシュ
世界一耐病性のあるバラと言われます。
フラワーカーペットローズは、ドイツのノアックローゼンによる35年以上の育種により作出された、耐病性に優れ、管理が簡単なグランドカバーローズです。世界で1500万本以上も売れているベストセラーのバラです。バラ栽培で苦労するうどん粉病や黒星病などの病気にとても強く、薬剤散布などはほとんど必要としません。また乾きにも強く、簡単な管理で春から秋まで長い期間咲き続けます。この性質は世界的にも評価され、フラワーカーペットシリーズは国際的なバラの賞を30以上も受賞しています。
四季咲き性で次々と花が咲き、ブッシュ状になった株は美しく、鉢植え、庭植え、生垣、グランドカバーにもおすすめです。花のカーペットを敷きつめたように咲き広がるミニバラです。
”フラワーカーペットローズ|ピンクスプラッシュ”の特徴
学名
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Rosa hybrid バラ科 バラ属
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作出年・作出者
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2005年 (ドイツ・ノアックローゼン社・ウエルナー・ノアック)
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開花時期
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春(4月中旬~5月中旬) 秋(9月中旬~10月下旬) (四季咲き)
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花色・大きさ・花形
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淡いピンクに濃いピンクの絞り・小輪咲き(5cm位)・丸弁平咲き(半八重)
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香りの強さ
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なし
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最終樹高
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地植え:0.6m ~ 0.8m 鉢植え:0.6m ~ 0.8m (落葉低木)
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最終葉張り
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0.8m ~ 1.0m 横張り性
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栽培用途
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鉢植え向き、花壇、庭植え向き、地植え向き、寄せ植え向き、グランドカバー向き、生け垣向き、ボーダー向きなど
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植栽適地
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日本全国
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育てやすさ
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★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性強い(-15度)、耐暑性普通
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耐病害虫性
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耐病性:とても強い 害虫:強い
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芽吹き時期
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3~4月頃
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トゲの大きさ
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0.5cm
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花言葉
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(ピンクのバラ)しとやか、上品、かわいい人
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商品はポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約25cmです。根鉢の大きさは3.5号(直径10.5cmポット)です。
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気温が低くなり、苗がしっかりと締まった後で切り戻しをして畑から堀上げ、ポットに仮植されて販売します。落葉時期は葉がついておりません。 (休眠期にポット上げするため根が土をつかんでおりません。ポットをはずせば土がボロボロ落ちますが、品質は大丈夫です。) ポットのままでも半年~1年栽培が可能ですので、寒冷地の場合は冬に受け取って、春に植えても大丈夫です。 晩秋~冬の休眠期は最小限しか水を欲しがりません。水の与えすぎによる根ぐされに注意してください。
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バラ ピンクスプラッシュ フラワーカーペットローズの育て方
植え方・用土
植え付け適期は10月から翌年の春、遅くても5月中には植えてあげましょう。他の時期でも植え付けは可能ですが、葉っぱが残っている時期は根鉢を崩さないようにそっと植えつけ、水切れさせないよう注意します。ふかふかの土が好きなので、地植えの場合は完熟堆肥を漉き込んで植えつけます(肥料分が入っていない場合は元肥もいれます)。鉢植えの場合は培養土を使用すると楽ちんです。スリット鉢でない場合は、排水性を良くするために鉢底石を鉢底に敷いてください。
また、特に日向を好むため一日6時間以上日が当たる場所が最適です。日照が足らないと花付きが悪くなります。病害虫の発生を防ぐため、風通しの良い場所で管理します。
水やり
鉢植えの水やりのポイントは、土が乾いたらたっぷりと水を与えることです。地植えの場合は土が乾いて葉の先が萎れたときにたっぷりと与えます。ですので、梅雨の時期は控え気味に、真夏の高温期は水切れさせないよう注意しましょう。
冬の時期は休眠期に入るので鉢植えでも水やりは控え気味に。たまに土の表面を見て乾いていたら与える程度で大丈夫です。地植えの場合は雨水で十分です。
肥料のやり方
3月の芽出し時期と9月の夏剪定後に追肥を行います。バラが弱っている場合は液肥や活力剤で樹勢回復を優先しますが、そうでない場合は緩効性肥料を適量与えます。
地植えの場合は、寒肥として株周りに乾燥牛糞等を漉き込みます。
剪定方法
あまり大きくならないので放任でも育ちます。コンパクトに仕上げたい場合は、年1回晩秋から初冬に株を1/3残す程度に刈り込みます。ただし、夏の高温多湿の時期は病気になりやすいため、込み合った枝を取り除く透かし剪定をしてあげましょう。
【剪定のポイント】
・晩夏に高さをそろえるように浅めに剪定すると、秋バラの開花のタイミングがそろいます。
・冬の剪定を行う際は葉っぱを落として、病害虫を来春に持ち越さないようにします。
その他豆知識
近年の夏の暑さはバラにとっても大変な負担です。直射日光が当たらないように工夫するなど、バラが涼しく過ごせるような対策をしてあげましょう。葉っぱが黄色くなり始めたら夏バテのサインです。
病害虫の予防法
3月頃から病害虫の被害が増え始めます。植物の様子を見ながら適宜、薬剤などを使用します。特に、梅雨の湿気が多い時期や真夏の高温期は要注意です。