Phyllis Bide
バラ |フィリスバイド(CL) 長尺苗
フェンス仕立てのフェリスバイド黄色から淡いピンクへとゆっくりと色を変化させます。
ナチュラルなお庭に欲しいフィリスバイド
独特の花色で人気の高いつるバラです。蕾が開くと黄色の花弁の縁がゆっくりとサーモンピンクになっていき、満開になると淡いピンク色になります、そして、花弁が外側に反って平咲きになったら花色はほとんど白になって咲き続けます。花もちが良いので長く楽しめます。
微妙な色合いが競うように咲き誇りますので、大株に育てて立体的に景観をつくると見事です。
枝はしなやかで細く、フェンスや壁面仕立てでは上に向けて誘引すると花の重みで枝垂れるようになり、優雅な雰囲気が作れます。
「たくさんの花」を意味する「ポリアンサ」系統は、その名どおりに大変花付きが良いバラです。多くは四季咲き木立性となりますが、こちらはつる性に変異した品種群です。色幅や花型の変化が少ないことから一時は栽培が少なくなりましたが、耐寒性も高く、丈夫で育てやすいので、花壇用品種として見直されつつあります。
”フィリスバイド”の特徴
学名
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Rosaceae Rosa ’Phyllis Bide’ バラ科 バラ属
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作出年・作出者
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1923年 (イギリス・・S. Bide & Sons, Ltd.)
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交配親
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Perle d'Or × Gloire de Dijon
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開花時期
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5~11月 (返り咲き)
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花色・大きさ・花形
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黄色から淡いピンクへ変化・中輪咲き(4cm位)・八重咲き
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香りの強さ
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★★☆☆☆ 微香
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最終樹高
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地植え:2m ~ 3m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉低木)
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最終葉張り
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つる性 横張り性
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栽培用途
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花壇、庭植え向き、地植え向き、鉢植え向き、プランター向き、アーチ向き、パーゴラ向き、高いフェンス向き、低いフェンス向き、ポール向き、オベリスク向き、壁面仕立て向き
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成長の早さ
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樹勢は普通
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植栽適地
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日本全国
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育てやすさ
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★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、耐陰性普通、 耐寒性普通、耐暑性強い
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耐病害虫性
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耐病性:やや強い 害虫:普通につく
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芽吹き時期
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3~4月頃
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トゲの大きさ
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トゲは普通
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花言葉
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(白いバラ)純潔、深い尊敬、(黄色いバラ)嫉妬、友情
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商品について |
商品は3年生接ぎ木ポット大苗です。根鉢の部分も含め高さ約150cmです。根鉢の大きさは8号(直径24cmポット)です。3年生苗とは苗木ができて3年目の苗です。
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苗がしっかりと締まった後で切り戻しをして畑から堀上げ、ポットに仮植して育成して販売します。落葉時期は葉がついておりません。 (休眠期にポット上げするため根が土をつかんでおりません。ポットをはずせば土がボロボロ落ちますが、品質は大丈夫です。) ポットのままでも半年~1年栽培が可能ですので、寒冷地の場合は冬に受け取って、春に植えても大丈夫です。 晩秋~冬の休眠期は最小限しか水を欲しがりません。水の与えすぎによる根ぐされに注意してください。 秋から冬は葉が次第に黄変して、落葉が進みます。生理現象ですので状態不良ではありません。あらかじめご理解ください。 四季咲き品種は秋に花がついてくることがありますが、残暑で花が小さかったりしますし、株の充実を優先して花を落として出荷する場合があります。あらかじめご理解ください。
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バラ フィリスバイド CL クライミングポリアンサ (つるバラ)の育て方
植え方・用土
植え付け適期は10月から翌年の春、遅くても5月中には植えてあげましょう。他の時期でも植え付けは可能ですが、葉っぱが残っている時期は根鉢を崩さないようにそっと植えつけ、水切れさせないよう注意します。ふかふかの土が好きなので、地植えの場合は完熟堆肥を漉き込んで植えつけます(肥料分が入っていない場合は元肥もいれます)。鉢植えの場合は培養土を使用すると楽ちんです。スリット鉢でない場合は、排水性を良くするために鉢底石を鉢底に敷いてください。
水やり
鉢植えの水やりのポイントは、土が乾いたらたっぷりと水を与えることです。地植えの場合は土が乾いて葉の先が萎れたときにたっぷりと与えます。ですので、梅雨の時期は控え気味に、真夏の高温期は水切れさせないよう注意しましょう。
冬の時期は休眠期に入るので鉢植えでも水やりは控え気味に。たまに土の表面を見て乾いていたら与える程度で大丈夫です。地植えの場合は雨水で十分です。
肥料のやり方
3月の芽出し時期と7月の夏剪定後に追肥を行います。バラが弱っている場合は液肥や活力剤で樹勢回復を優先しますが、そうでない場合は緩効性肥料を適量与えます。
地植えの場合は、寒肥として株周りに乾燥牛糞等を漉き込みます。
花芽の付き方
つる性が強いバラは一季咲きのものが多いです。早春に伸びた枝先に一度に多くの花を咲かせるので見ごたえ抜群です。
剪定方法
つる仕立てにする際の選定方法です。
【夏剪定】
7月ごろに夏剪定を行います。去年から誘引している親枝を枝先から1/3程度元気なシュートの手前まで切り戻します。切った後に出てきたシュートは、束ねて垂直になるように軽く縛っておくと育ちが良くなります。
【その後の剪定】
梅雨や夏の高温期は病気になりやすい時期でもあります。不要な枝葉は適宜剪定し、風通しがいい状態を維持しましょう。
【冬の誘引】
今年に伸びた枝が固くなる前、12月ごろに誘引を行うのが理想です。(一応2月くらいまでは誘引可能)。葉っぱをすべて落とした後に、良い枝から優先的に水平になるように誘引していきます。枝同士が少なくとも握りこぶし分くらいは離れるようにしてください。
その他豆知識
近年の夏の暑さはバラにとっても大変な負担です。直射日光が当たらないように工夫するなど、バラが涼しく過ごせるような対策をしてあげましょう。葉っぱが黄色くなり始めたら夏バテのサインです。
病害虫の予防法
3月頃から病害虫の被害が増え始めます。植物の様子を見ながら適宜、薬剤などを使用します。特に、梅雨の湿気が多い時期や真夏の高温期は要注意です。