大実で渋みが少ないフルーティーな香りを漂わせる人気の希少オリーブ
観賞価値も高く、観葉植物のように屋内での栽培もおしゃれ。幼芽ではあまりわかりませんが、大きくなった葉は細長く、葉裏にカールするかたくて光沢がある葉が特徴です。ねじれがあると表現されますが、葉の両端が裏側に反るような葉になります。
果実は大果で、渋みが少なくフルーティーな香りを漂わせる人気の希少種です。4~8gほどの大果品種で、テーブルオリーブに適しています。果形は丸く太っていて、種子は丸く小さめですから果肉が厚いです。黒く完熟した実をメープルシロップ漬けにすると非常に美味しく食べることができます。
開花時期は普通ですが、花をつける樹齢に達するのに少々時間がかかるため、ある程度まで大きく育たないと結実は見込めません。
ハーディーズマンモスは自家結実性がほとんどないため、受粉樹として他の品種の混植が必要です。
常緑樹の中でも、おしゃれな樹形や葉がキレイなオリーブは近年人気ナンバーワンと言っても過言ではありません!ご自宅やお店のシンボルツリーにもなり、果実まで楽しめる、生涯かけて愛せる木です。自宅観賞用やお祝いの贈り物としても人気が高いです。
良い逸話の多い、記念樹にもおすすめの木です。
・平和の象徴、希望の象徴:旧約聖書で鳩がオリーブの葉をくわえて帰ってきたのを見てノアは洪水がひいたことを知ったとされており、鳩とともに平和の象徴、希望の象徴と言われています。
・友愛の証: 国連の旗にもオリーブの枝が描かれている通り、平和の象徴、友愛の証です。
・幸せのオリーブ:まれにハート形の葉が見られ、小豆島ではハート形は幸せのオリーブと言われています。