香りも極めて豊かで色鮮やか。花もちも良く切花に人気です。
ロマンティカシリーズ・・・
仏メイアン社作出によるオールドローズとモダンローズの両方の要素と雰囲気を兼ね備えた品種群。
新種の薔薇コンクールで審査にあたった、スイス高級腕時計「PIAGET」(ピアジェ)社のイヴ・ピアジェ氏が、このバラを「世界でもっとも美しい芍薬咲きのバラ」と評しました。
イブピアジェ(イブ・プアッチェ)はフリルのかかった切れ込み弁がぎっしりつまったフリフリ・シャクヤク咲きです。濃い目のピンクの大変豪華な花になります。
香りも極めて豊かに香ります。メイローズとパロマローザ、アニスシードの強い香り。まさに天然の幸水で、香りを嗅ぐものを虜にします。
名前の由来のとおりゴージャスな見た目と鮮やかな濃いピンク色は白いウェディングドレスやカラードレスにもよく似合い、上品な香りが周囲に広がるので、結婚式のシーンにもよく使われます。香りが良いのに花もちも良いので切花でも人気。花後はドライフラワーにすると濃いピンク色がより深い色になり、華やかで落ち着いた赤紫色に変化していきます。年上の方への贈り物でも人気です。
花弁数:70~80枚位で花径14cm位。花弁数が多く、花もちが良いです。うどん粉病は普通。黒星病に弱い。
1982年バガデル国際コンクール芳香カップ賞受賞
1982年ジュネーブ国際コンクール金賞及び芳香賞受賞、他2賞受賞。
枝代わりに「つるイブ・ピアッチェ」があります。
ハイブリッド・ティーローズ系のバラは四季咲き、大輪系。一茎に一輪咲かせて花の見事さを楽しみます。
モダンローズの中心的存在で、バラの60%を占めます。
バラが世界中の人に愛されるようになったのはこのハイブリッドティーローズがあったからこそと言っても過言ではありません。
格調高い花形、豊富な彩りは花壇・鉢植え・切花にも良く、楽しみ方も育て方もいろいろ。木バラの代名詞でもあり、香りが強い品種が多いのが特徴です。