デビッドCHオースチン氏により作出され、デビッド・オースチン・ロージズ社が「イングリッシュローズ」というブランド名で販売している、今世界で注目されているバラ達です。オールドローズの可憐な魅力と香り、モダンローズの豊富な色と四季咲き性、両方の良さを併せ持つのが魅力で、「花の美しさ」「丈夫さ」「葉の美しさ」「香り」「樹形」など数多くの基準をクリアしていないと発売されません。
イングリッシュローズ。デビッドオースチン社のバラは新苗は生産がありません。
Graham Tomas
バラ|グラハムトーマス 3年生特大長尺苗
イングリッシュローズではじめてバラの殿堂入りした品種
欲張りなあなたにはグラハムトーマス。イングリッシュローズを代表するバラ。
最も人気のあるイングリッシュローズ。グラハムトーマスです。返り咲き~四季咲き、大輪咲き、つる性。非常に濃い珍しいピュアな黄色のカップ咲き~ロゼット咲き。
ヤマブキ色というほうが適切かも。頼もしい芳香のティーローズの香り。スミレのにおいも少し漂います。花枝はよく分岐して房咲きに咲きます。花柄が細いのでやうつむくように咲く様子もかわいげです。
葉は照り葉で薄緑色。美しさと品種特性が抜き出た品種です。うどん粉病に強い。
本来はシュラブ樹形ですが、日本では樹高1.7~4mに生長しますので、日本では小型の強健なツルバラとして利用すると良いです。高さのあるアーチやパーゴラにも向きます。生育中は四季咲き性は弱くなりやすいので、強い剪定は控えます。シュートも良く伸びるので、早めに仮留めすると良いです。シュラブや木立バラとして夏に剪定して切り戻すとよく咲いてくれるようになります。
2000年 ジェームズ・メイソン・アワード賞受賞
2009年 世界バラ会のバラの殿堂入り
最も人気がある品種ですが、2022年にカタログ落ちになりかけた品種です。廃盤候補と聞いてショックを受けました。デビッドオースチン社の方針次第で廃盤になる可能性があるので、手に入るうちに植えておきたいバラです。
シュラブローズはブッシュローズ(木立バラ)とクライミングローズ(つるバラ)の中間的な樹形で、やや高性になるものや半つる性になるものです。鉢植えや花壇、オベリスクなど使い勝手が良いので、用途やシーンを選ばずに用いやすい品種が多いです。
シュラブローズは冬に強い剪定をして木立ちにしてもいいし、トレリスとかオベリスクに誘引しても楽しめます。どっちかといえば、トレリスやオベリスクに誘引して大きくした方が、たくさん花が咲くボリュームがある鉢植えで楽しめます。ベランダで楽しめるつるばらと言う感じです。
”グラハムトーマス”の特徴
学名
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Rosaceae Rosa ’Graham Tomas’ バラ科 バラ属
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作出年・作出者
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2001年 (イギリス・デビッド・オースチン・ロージズ株式会社・デビッド オースチン)
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交配親
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実生 × (Charles Austin ×( アイスバーグの実生 )
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開花時期
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5~11月 (四季咲き)
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花色・大きさ・花形
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山吹色・大輪咲き(10cm位)・カップ咲き~ロゼット咲き
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香りの強さ
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★★★★★ 強香 ティー系
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最終樹高
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地植え:1m ~ 2m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉低木)
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最終葉張り
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シュラブ / 半つる性
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栽培用途
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花壇、地植え向き、鉢植え向き、オベリスク向き、トレリス向き、アーチ向き
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成長の早さ
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樹勢が強い
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植栽適地
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日本全国
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育てやすさ
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★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、耐陰性普通、 耐寒性普通、耐暑性強い
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耐病害虫性
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耐病性:強い 害虫:強い
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芽吹き時期
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3~4月頃
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トゲの大きさ
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トゲは普通
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花言葉
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(黄色いバラ)愛情の薄らぎ、嫉妬、友情
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