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暖地栽培向けの甘みの強い早生品種

びわ 苗木 【長崎早生びわ】 1年生接木苗
【予約販売】10月下旬頃発送予定。

商品番号 kaju_biwa003-01
【予約販売】10月下旬頃入荷予定
価格 ¥ 2,499 税込
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    購入した年から毎年実がなります。鉢植えなので沢山は期待できませんが、満足のいく苗木でした!
こちらの予約商品のお届け時期は10月下旬頃になります。



ビワ 長崎早生

甘みの強い早生品種



暖地栽培向けの甘みの強い早生品種

長崎早生(ながさきわせ)の果実は卵形で、果重は40~60g程度と茂木に比べると若干大きめです。
糖度が高めで甘味は強く、おいしい品種です。収穫は5月下旬、ハウス栽培であたたかくすると2月くらいに収穫できたりすることもあります。親に当たる茂木ビワよりも1~2週間くらい収穫の早い最早生品種です。茂木ビワと比べると若干樹勢が緩やかな、暖地向き、施設栽培向きの品種です。

ビワは11月から1月にかけて白い花をつけ、6月頃に実が熟します。麗月以外は自家結実性がありますので、受粉樹の必要ありません。
木そのものはある程度、寒さに強いのですが、冬に花が咲くため、寒冷地では寒さで花が傷んでしまいます。果実を楽しむ場合は、暖地での栽培をオススメします。寒冷地で育てる場合は、開花が遅めの晩生種がおすすめです。
伸びるに任せておくと背が高くなってしまいますが、北側に植えたり、剪定をしたり、鉢植えにすることによって低く仕立てることができます。
多くは果樹として栽培され、放任すると高さはおよそ10メートルほどになります。葉は濃い緑色で大きく、長い楕円形をしていて、表面にはつやがあり、裏には産毛があります。その大きな葉陰に楽器の琵琶に似た形をした一口大の多くの甘い実がなります。庭木としても楽しめ、 木そのものはある程度寒さに強いのですが、冬に花が咲き寒さで傷むので、果実を楽しむ場合は暖地での栽培をオススメします。寒冷地で育てる場合は開花が遅めの晩生種が良いです。


長崎早生の特徴


学名 Eriobotrya japonica バラ科 ビワ属
作出年・作出者 1976年 (長崎県・長崎県果樹試験場)
交配親 茂木×本田早生
開花時期 11月~1月頃
花色・大きさ・花形 白・(5cm位)・一重
収穫時期 5月下旬~6月上旬
果実の大きさ 小中果・卵型 40g~60g 豊産性あり
甘さ 平均糖度:12~13度
果実の用途 生食、シロップ漬け、蜂蜜漬け、果実酒、菓子への加工
結果年数 3~5年
自家結実性 1本でなる
最終樹高 地植え:3m ~ 4m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑高木)
最終葉張り 3m ~ 4m やや直立性
栽培用途 果樹畑、花壇、鉢植え(7号鉢以上)、庭木、薬草、漢方薬、ビワ茶
植栽適地 関東以西~九州
育てやすさ ★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた、土壌酸度:弱酸性
豊産性あり、耐寒性やや弱い、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性 耐病性:普通 害虫:普通
芽吹き時期 4月頃
花言葉 温和、内気、控えめ
苗木部の配送料金について
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お届けする商品について


商品について 商品は1年生接ぎ木ポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約40cmです。根鉢の大きさは5号(直径15cmポット)です。1年生苗とは苗木ができて1年目の苗です。

花や果実はついておりません。個体差がありますので、ときどき1年目で開花してくる株もあります。


ビワ 長崎早生の育て方



植え方・用土


乾燥に強いですが、過湿には弱いので、水はけの良い土壌に植えてください。
土質は弱酸性土(ph5.6~6.5)を好みます。土質は選ばず、乾燥にも強いのでやせ地でも育ちます。土中に酸素があると、よく根を張るので、通気性の良い土にしてください。日当たり良好な場所を選びましょう。ピートモスや堆肥を適当に入れて植えるとよいです。
植え付け初期は根が浅く倒れやすいので、支柱で支えてあげるとよいです。


春の植え付け方法


暖かくなり始めた3月頃に植えて頂くのがベストです。鉢植えで植え替える時も3月頃がよいです。


夏の植え付け方法


6月にも植えて頂けます。


秋の植え付け方法


9月~10月にも植えて頂けます。


水やり


鉢植えでは表面の土が乾いたら、底から流れ出るぐらいたっぷりと水を与えてあげてください。地植えの場合は、夏場などの日差しが強く雨が降らない日が続くようであれば、水を与えてあげてください。


肥料のやり方


肥料は2月~3月ごろと収穫後に速効性の化成肥料などを与えます。
また、11~12月ごろに寒肥として牛糞や鶏糞、油粕など、有機質肥料を与えます。


花芽の付き方


ビワは8月頃に枝の先端に花芽を分化し、秋に花房をつけます。これが10月から2月にかけて順次開花していき、春頃から果実が肥大していきます。
すべての花を結実させると、果実が小さくなるか樹勢が弱るので、花房数の多いときは開花前の秋に勢いの弱い枝や花つきの良すぎる枝の花房を取り除いて、半分から3分の1に蕾を減らします。開花後の12月ごろ、1花房に5~6段くらいある果房を大実の田中やクイーン長崎は基部の2段だけにし、茂木や長崎早生は3~4段残して切ります。
寒害の危険がなくなる4月上旬に田中やクイーン長崎は1果房で1~3果、茂木や長崎早生は3~5果に適果し、同時に袋がけをします。そうすると美しく大きな果実に仕上がります。
果実が黄色く色づき、甘い香りを放ち始めたら収穫です


剪定方法


ほとんど必要ありません。良く成長しますが、込み合う枝を秋に間引く程度です。
枝先に果実がつくので、切り戻しは行いません。樹高を小さくする剪定は果実が1~2年つかない覚悟で切り戻しをします。
低い樹高で育てるには植え付け1年目に低めに切り詰めて、低い位置で枝の分岐をさせて仕立てていくとよいです。
4~5年すると大きくなり高さが出るので、主幹を切って低い樹形にします。太い枝を切る際は切り口に傷薬や木工ボンドを塗っておきます。


その他栽培や性質の注意点


枇杷は放任すると大きくなり6~10mになります。
北側に植えたり、剪定をしたり、鉢植えにすることによって低く仕立てることができます。
生育に適した気温としては、年間平均気温が15℃以上で、冬に-3℃以下にならない地域となります。


病害虫の予防法


病気はあまりでません。害虫も袋がけをするとほとんど心配ないです。農薬を使う必要がほとんどないです。


育て方のまとめ


1年生苗では植え付け4~5年でなり始めます。
ビワの木自体は寒さに割合強く、常緑で緑の濃い葉の間から銀白色の新葉がのぞく姿は大変すがすがしく、庭木としてもおすすめ。蕾や花は寒さを嫌います。やや寒い地域では晩生種の「田中びわ」をおすすめします。


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