最大級の果実が成るびわ。早生品種の中でもっとも優秀!
ビワ生産日本一の長崎県で生まれたのが「クイーン 長崎」。「福原(福原早生)」や「甘香」、「長崎甘香(あまか)」という名前の方が、聞いた覚えのある方が多いかもしれません。甘香(あまか)は長崎県で作られている福原早生びわの商標です。
「ジャンボビワ」と言われるだけあり、卵2個分の重さに匹敵すると言われる大実品種。大きいものでは150gのキウイフルーツサイズを収穫できることもあります!
早生品種で実も大きい...こういう果物って、味が大味になりやすいんだよなぁ。と思われた方も多いのではないでしょうか!? そんな皆さんの思いを裏切るのもこの「クイーン長崎」。糖度も12~13度と高く、実も柔らかくジューシー。 しかも果実には、カロチン、タンニン、ビタミン、カルシウム、食物繊維などが豊富に含まれます。
小さい実が多い枇杷ですが、この「クイーン長崎」なら、口いっぱいに甘くてジューシーなビワをご賞味いただけます!ぜひ皆さんも高級果実のビワをお庭でたわわに実らせてみてはいかがですか?
ビワは11月から1月にかけて白い花をつけ、6月頃に実が熟します。麗月以外は自家結実性がありますので、受粉樹の必要ありません。
木そのものはある程度、寒さに強いのですが、冬に花が咲くため、寒冷地では寒さで花が傷んでしまいます。果実を楽しむ場合は、暖地での栽培をオススメします。寒冷地で育てる場合は、開花が遅めの晩生種がおすすめです。
伸びるに任せておくと背が高くなってしまいますが、北側に植えたり、剪定をしたり、鉢植えにすることによって低く仕立てることができます。
多くは果樹として栽培され、放任すると高さはおよそ10メートルほどになります。葉は濃い緑色で大きく、長い楕円形をしていて、表面にはつやがあり、裏には産毛があります。その大きな葉陰に楽器の琵琶に似た形をした一口大の多くの甘い実がなります。庭木としても楽しめ、 木そのものはある程度寒さに強いのですが、冬に花が咲き寒さで傷むので、果実を楽しむ場合は暖地での栽培をオススメします。寒冷地で育てる場合は開花が遅めの晩生種が良いです。