植え方・用土
年間を通して日当たりと風通しの良い場所で育てます。十分な日照を確保することで枝葉が充実し、開花・結実も安定します。乾燥した環境を好むため、風通しの良い場所で管理してください。
土質は特に選びませんが、水はけが良い環境にしてください。赤玉土小粒5:軽石小粒3:
腐葉土2程度の配合がおすすめです。弱アルカリ性~中性の土壌でもよく育ちます。
水やり
植え付け直後は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。根付いた後は乾燥に非常に強く、地植えでは長期間雨が降らない場合を除き、ほとんど水やりは不要です。
鉢植えでは用土が乾いてからたっぷりと与えます。水切れを起こすと株が弱るので、特に夏はたっぷりと水を与えてください。
肥料のやり方
春に緩効性肥料を少量施します。やせ地でも育つため、肥料は控えめで十分です。与え過ぎると枝葉ばかり茂り、花付きや実付きが悪くなることがあります。
花芽の付き方
前年までに充実した枝の葉腋に花芽を形成します。
剪定方法
春に冬の間に傷んだ枝を切り落としてください。大きく育ちすぎ、樹形が乱れた時は思い切った切り戻しが必要です。大きくしたくないときは、毎年育った分だけ切り戻し剪定を行います。
収穫後または春の芽吹き前に込み合った枝や不要枝を剪定し、風通しと日当たりを確保します。
その他豆知識
苗が小さなうちの越冬は室内で管理した方が無難です。外で管理する場合は、寒さに伴い水を徐々に少なくしてください。乾燥させると耐寒力は増します。 春再び暖かくなり芽が動き始めたら、徐々にお水を与えてください。 雪が1m以上あるところは、プチプチで巻く等して防寒対策が必要です。
病害虫の予防法
比較的病害虫の少ない丈夫な樹木です。過湿を避け、風通しを良く管理することで病害の発生を防げます。まれにカイガラムシやアブラムシが発生するため、早めに防除してください。
増やし方
挿木
【種まき時期】 4~6月
【発芽適温】 20~25℃
【発芽日数】 10~30日程度
※環境や種子の鮮度によって前後します。
【発芽率】
新鮮な種子では80~95%程度の発芽率が期待できます。種皮が非常に硬いため、前処理を行うことで発芽率が大幅に向上します。未処理では20~50%程度まで低下することがあります。
【種まきの方法】
種まき用土は、赤玉土小粒5:バーミキュライト3:軽石小粒2程度に配合した清潔で排水性・通気性に優れた用土、または市販の種まき用
培養土を使用します。
種子は紙やすりなどで種皮の一部に軽く傷を付けるか、80℃程度のお湯を注いで自然に冷めるまで浸漬し、その後24時間吸水させてから播種します。種子が隠れる程度(約1cm)覆土し、播種後はたっぷりと灌水してください。
種まき後は直射日光を避けた明るい日陰で20~25℃を維持します。屋外では雨の当たらない暖かい軒下、室内では育苗器や植物育成ライト下、明るい窓辺など温度を保ちやすい場所で管理してください。発芽までは用土を乾燥させないよう注意し、発芽後は徐々に日光へ慣らして丈夫な苗に育てます。
【種子の保存方法】
密閉容器に乾燥剤とともに入れ、高温多湿を避けた5~10℃程度の冷暗所、または冷蔵庫の野菜室で保管してください。キャロブの種子は比較的保存性がありますが、発芽率を維持するためには購入後2~3年以内の播種をおすすめします。