咲き進むにつれて”虹”のように変化する珍しいヤマアジサイ
小田虹(おだにじ)は、一重咲き・ガクタイプのヤマアジサイです。複数の色彩で彩られる「虹系」のヤマアジサイで、青や紫、ピンクなどが混じったような色合いになります。装飾花は濃い目のピンク色で、ガク片に大きめの鋸歯(ギザギザ)がはいっています。両性花も蕾はピンク色ですが、咲くと青色になり、つい魅入ってしまうアジサイです。ヤマアジサイの中では大きめです。
アジサイの花色は、土壌のPH(酸性度)によって左右されます。土壌が酸性に傾くと青系になり、アルカリ性に傾くと赤系になります。お好みの色になるように、土壌酸度を調整してお楽しみください。
また、アジサイは咲き進む事でも花色が変わります。蕾から枯れて役目を終えるまで、日々の花色の変化もお楽しみいただけたらと思います。
【紫陽花・あじさい全般の特徴】
可愛らしい花を咲かせる梅雨の代表花ですが、紫陽花と書く通り、おひさまが大好きです。午前中いっぱい日あたりが良い場所だと花色の発色が良くなります。
この花に見える部分は、装飾花でガクが変化したものだと言われています。
土の土壌酸度(ph)によって花色が変わることでも知られており、一般的に酸性ならブルーに、アルカリ性なら赤傾向に変化します。白いアジサイは花色は変化せず、ヤマアジサイは花色が変化しにくいです。
以前はユキノシタ科でしたが、最近はアジサイ科で紹介されることが多くなりました。
ヤマアジサイは本州では関東より西、また四国、九州などの山地にみられます。湿り気のある山地などに生育しているため、半日陰の環境を好みます。日当たりの良すぎる場所は避けてください。ガクアジサイよりも葉が細く、産毛があり、薄く、光沢がありません。別名”サワアジサイ”とも言います。ヤマアジサイは西洋アジサイに比べ生育が比較的遅いことから、病気と思われがちですが、この品種の性質からくるものです。