植え方・用土
肥沃で水はけの良い肥沃な土、明るい日陰を好みます。耐寒性がなく直射日光にも弱いため、基本的に鉢植えでの栽培をおすすめします。
鉢植えで温度管理・水管理ができるならいつでも植え付けできますが、植え替えの適期は、春から初夏にかけてがおすすめです。初夏から夏の植栽では水切れに注意し、根を崩さずに植えてください。根が回ると具合が悪くなるため、2、3年に一度は植替えをしてあげましょう。
水やり
シダ類の落葉性多年草なので、乾燥を嫌います。春~秋は土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えてください。
湿度を好みますので、葉にも霧吹きで葉水を与えていただくと、より元気に育ちます。冬は水やりの頻度をやや控えめにしましょう。
肥料のやり方
肥料を与えるのは春と秋の生育期です。緩効性
化成肥料を置き肥し、
液体肥料を適宜与えます。夏は根が弱るため与えないようにします。
剪定方法
風通しが悪くなると病害虫が発生しやすくなるので、適宜込み合った葉を整理します。
また、休眠期や真夏の高温期に大きな枝を切るなどの大きな剪定は避けましょう。
その他栽培や性質の注意点
強い直射日光は葉焼けの原因になるため、明るい日陰~半日陰での管理が理想的です。冷暖房の風が直接当たらない場所に置いてください。
病害虫の予防法
風通しが悪いと、カイガラムシやハダニが発生することがあります。
ときどき葉を拭いたり、葉水で清潔に保つことで予防につながります。
育て方のまとめ
湿度を保ち、風通しの良い場所で育てると、きれいな葉を長く楽しめます。初心者の方にも扱いやすく、インテリアに自然な癒しを加えてくれる観葉植物です。
増やし方
春から初夏にかけて株分けで増やせます。