春の訪れを告げる代表品種。和洋どちらの庭にも合います。
ヒュウガミズキはマンサク科の落葉低木で、葉よりも花が展開します。春先に淡い黄花を枝いっぱいに咲かせます。決して派手さはないのですが、まだ肌寒い春咲きのお庭をぱっと明るしてくれます。
半日陰でも良く育ち、土質も選びません。自然樹形でも整いますし、刈り込みにも耐えます。手間もかからないため、植栽、生垣として広く活用できます。
枝もの花材としても流通しており、「ヒメミズキ」と言われることもあります。特に、芽吹き枝は花もちがよくお正月の生け花の花材として人気があります。
トサミズキと共に庭園や公園の植栽として、切花として古くから愛されてきた庭木です。トサミズキによく似ていますが、枝、葉、花のすべてがヒュウガミズキの方が小さいです。