観賞価値の高い希少品種のヤシの木|チャメロプス フミリス

チャメロプス フミリスは葉が青緑色でシルバーっぽいです。


美しい葉色から雰囲気を楽しみます。寒さに強いので関東以西で屋外越冬できます。
シュッとした青みが買ったシルバーグリーンの葉が美しい寒さに強いヤシです。葉は扇状で、青緑色をしています。 青みがかった葉が密集しているので、背丈が小さくても存在感があるコンパクトタイプのヤシです。小型で扇形の葉を持ち、幹は群生状になることが多いです。
重量感もあり、コレ1本で南国ムードの雰囲気を醸し出します!耐寒性はマイナス8~10℃くらいまでなら耐えられます。南国リゾートガーデンへの第一歩にいかがですか?玄関やお店に、コレさえあれば一気に南国リゾート風に!乾燥には強いので、やや乾燥気味に育てるのがコツです。鉢植えでは土の表面が乾いてたら水やりしてください。日向を好みますが、半日陰くらいでも育ちます。冬の時期は古い葉の先端部分が変色したりしますが、生理的なもので生育には問題ありません。また新しい葉が展開してくるので、古くて汚くなった葉っぱは取り除いてあげる程度のメンテナンスでOKです。
「ヤシ(椰子)」は、単子葉植物ヤシ目ヤシ科に属する植物の総称で、熱帯地方を中心に亜熱帯から温帯にかけて広く分布しています。南国を思わせる独特の樹形やデーツのような実が収穫できるなど、ちょっとトゲトゲしてますが魅力の多い植物です。熱帯地方を中心に253属、約3333種、あまり多くはありませんが、日本にもシュロなど6属6種が自生しています。多くの品種で種が実用利用されています。食用に向かない観賞用の品種もありますが、食用油や工業油なども取れ、生食や砂糖の材料、ドライフルーツやジュースなどなど利用も多岐にわたる栽培価値の高い品種が多いです。
「チャメロプス」は矮性で成長が非常に遅いのであまり手がかかりません。また、耐寒力が強くドライガーデンやロックガーデンの庭園樹としておすすめ。
チャメロプス フミリス の特徴
学名
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Chamaerops humilis ヤシ科 チャメロプス属
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別名
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ヒメシュロ(姫棕櫚)、チャボトウジュロ(矮鶏唐棕櫚)、地中海シュロ
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開花時期
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6~8月頃
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花色・大きさ・花形
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鮮やかな黄色
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最終樹高
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地植え:2m ~ 3m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑低木)
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栽培用途
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地植え、鉢植え、観葉植物、ロックガーデン、シンボルツリー、カラーリーフ
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植栽適地
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関東以西~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
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育てやすさ
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★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、 耐寒性強い(-8度)、耐暑性強い
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耐病害虫性
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耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない
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植え方・用土
植え付け時期は秋(10月頃)~翌年の梅雨入り前くらいまでが良いです。寒冷地では春が安全。水はけの良い土壌で植え付けてあげてください。
植え付け場所は日当たりの良い場所で管理してあげてください。半日陰でも育ちますが、光量が多いほど元気に育ちます。日当たりが悪いと葉っぱが汚くなることがあります。耐暑性は非常に強く、真夏の直射日光にもよく耐えます。蒸れに弱いため、風通しの良い場所が理想です。耐寒性は強く、マイナス7~8℃くらいまでなら、防寒も必要ありません。
水はけの良い用土であれば育てられます。庭植えの場合、水はけが悪いようならバーク堆肥を混ぜ込んで排水性をよくしてから植えて下さい。地植えの場合は、花ひろば堆肥「
極み」を使って植えていただくと良いでしょう。
鉢植えの場合は市販されている観葉植物専用の土か
花ひろば培養土和みがお勧めです。
根詰まりすると生育が止まり、葉っぱが黄色く変色して枯れ混んできます。ですので鉢植えの場合は2年に一度くらいの頻度で植え替えする良いでしょう。
水をたっぷり与えると、どんどん大きく育っていきます。植え付け場所のスペースなども考慮して、土の表面を少し乾燥ぎみにさせて育てると、生長を抑えることができます。
水やり
水をたっぷり与えると、どんどん大きく育っていきます。植え付け場所のスペースなども考慮して、土の表面を少し乾燥ぎみにさせて育てると、生長を抑えることができます。
過湿を避け、冬はやや控えめにします。
地植えの場合は根づいた後は乾燥に強くなり、極端な日照りでなければほとんど水やり不要です。
肥料のやり方
5月~10月頃に、2ヶ月に1度くらいのペースで緩効性
化成肥料を与えてあげてください。
液肥でも構いませんが、冬場などの休眠期は与えなくても良いです。栄養剤肥料などで水はけが悪くなると根腐れが起こりますので、ご注意ください。
剪定方法
古くなって枯れた葉は根元から切り取ると、株元がすっきりして見栄えもよくなります。基本的に大きく剪定する必要はありません。
病害虫の予防法
強健で病害虫の被害は少ないですが、風通しが悪いとカイガラムシがつくことがあります。発見次第、歯ブラシなどでこすり落とすか、薬剤で防除します。
増やし方
種まきで増やします。