Callistemon speciosus"Pink Champagne"
金宝樹(キンポウジュ)|ピンクシャンペン


ピンクのシャンぺン色に酔いしれて・・・
『ピンクシャンペン』は春の先終わりには、ブラシ状のピンク色の花を咲かせ、咲き終わりが近くなると薄ピンクから白に代わっていきます。春から秋まで何度も花を咲かせてくれるため、お庭のシンボルツリーや垣根などにも最適です。
※基本的にはピンク色に咲きますが、見え方や土壌などによっては赤色っぽく見える場合もあります。
キンポウジュ(金宝樹)は花の形がビンを洗うブラシに似ていることから「ブラシの木」とも呼ばれています。学名のカリステモンとも呼びます。原産地のオーストラリアでは小鳥の集まる木として親しまれているそうです。寒さに弱いので冬は霜などで葉が傷んで茶色くなりますが、春に新しい葉が生えてきます。
金宝樹の名前が縁起が良い木です。
明治時代に渡来して以来、ユニークな花木として人気のある植物です。花後は種ができてイボのように枝に残ります。山火事などで温度が上がるとその種が弾けてまた一人生えするユニークな木です。
金宝樹(キンポウジュ) \“ピンクシャンペン”の特徴
学名
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Callistemon speciosus"Pink Champagne" フトモモ科 マキバブラシノキ(カリステモン)属
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別名
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ブラシノキ、スペキオスス、ボトルブラッシュ、ピンクシャンパン
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開花時期
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4月~11月 (四季咲き)
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花色・大きさ・花形
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ピンク色~赤色・・筒状のブラシ状に咲く
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最終樹高
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地植え:2m ~ 5m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑小高木)
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栽培用途
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地植え、鉢植え、シンボルツリー、生垣、切り花
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成長の早さ
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50cm/年
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植栽適地
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関東~沖縄(寒冷地では鉢植え栽培をおすすめします)
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育てやすさ
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★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性やや強い、土壌酸度:中性 耐寒性やや弱い、耐暑性強い、耐乾性強い
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耐病害虫性
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耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない
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花言葉
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はかない恋
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商品はポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約80cmです。根鉢の大きさは5号(直径15cmポット)です。
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キンンポウジュ カリステモン ピンクシャンペンの育て方
植え方・用土
鉢植えの場合、赤玉土6:腐葉土4の割合で混ぜた土が適します。地植えの場合、水はけが良くあまり乾燥しない肥沃な土を好みますので、植え付ける前に堆肥を混ぜ込んでおきます。また、中性~やや酸性の土壌で良く育ちます。また、日当たり、水はけが良く、なるべく冷強風の当たらない移植の必要のない場所に植えて下さい。
水やり
乾燥に強い植物です。ただ、植え付け直後は特には水やりの管理は十分気を付けてください。また、木が若いうちは地植えであっても水やりはしたほうが良いかと思います。
鉢植えの場合4月~10月は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。11月~3月は水やり回数を控えてやや乾燥気味にします。地植えにしている場合は、よほど乾く場所でなければ降雨で十分ですが、真夏に炎天下の日が続き、極端に乾燥するようなら水やりを行います。
肥料のやり方
特に肥料が無くても育ちますが、やせ地や鉢植えの場合、2月と花後の6月、そして9月の年3回、速効性の化成肥料を少量与えます。肥料を与えすぎると花付きが悪くなるので注意しましょう。地植えであれば、2月ごろには、寒肥として鶏糞と腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与え、9月ごろには油粕と骨粉を少々与えるとよいでしょう。
花芽の付き方
夏に花芽が分化し始め、翌年の春から伸びた新梢の先に花芽が付きます。
剪定方法
剪定はしなくてもあまり樹形は乱れません。剪定の目的は不要な枝の整理で、細くて弱々しい枝や株元近くから勢いよく伸びてくる枝(ひこばえ)を付け根から切り落とします。不要な枝を切ることで、これから春に向かって伸びる若い枝に栄養が行って丈夫に育ち、花付きがよくなります。作業の適期は春に新芽が伸びる前、3月上旬頃です。
また、夏に花芽が分化しますので、夏以降は剪定しないように注意してください。
毎年の剪定は不必要です。
その他栽培や性質の注意点
※移植を嫌う植物のため、地植えであれば、十分な場所が確保できる場所を選んで植え付けしてください。
また、鉢栽培の場合も、根詰まりをおこすと花付きが悪くなりますので、鉢の中に根が回ってきたら、抜いた株の土などは崩さず、大きい鉢にそっと植え替えしてあげてください。作業の適期は春から秋です。
その他豆知識
苗の若いうちは、なかなか花が咲かず心配になるあkもしれませんが、一度咲かせ始めると毎年花を咲かせ続けてくれます。
病害虫の予防法
病害虫はほとんど見られません。近年の気候変化で発生する年もあるようです。発生したら消毒及び駆除しましょう。
育て方のまとめ
日当たりの良い場所~明るい日陰でよく育ちます。日陰でもよく耐え枯れることは少ないですが日光不足になると枝葉が間延びしてだらしない姿になってしまいますので、一年を通してできるだけ日のよく当たる場所に置いて育てます。風通しの良い場所が適していますが、あまり風が強いと幹が曲がったり折れてしまうことがありますので気をつけましょう。
その反面寒さは苦手で、霜や凍結などで株が傷んでしまうこともあります。寒冷地では鉢植えで育てて、冬は室内に取り込んだ方が安全です。
暖地では特に問題なく地植えで育てることができますが、寒風のあたるような場所は避けた方がよいでしょう。また、苗が小さいうちはやや耐寒性が弱いので防寒を行います。
増やし方
さし木とタネまきで増やすことができます。