初夏と秋に咲く、二季咲き落葉ヤマボウシ。紅葉も美しく、果実もつきます。
とてもめずらしい落葉性二季咲き品種です。初夏にさわやかな白色の花が樹冠を包むように咲き、春から伸びる新枝の先に、秋にもう一度開花する蕾をつけます。若木のうちから花付きがよく、植えてよかったと思います。
秋には果実が実ると同時に、次第に美しい紅葉を見せてくれます。
樹勢に優れ風に強く病害虫の抵抗性が高いのでとても育てやすいです。日陰でも良く育ってくれますが、日あたり不足だと花付きが悪くなります。庭園樹、街路樹、季節の切り花に利用できます。自然樹形が美しく秋に色づく赤い果実も素敵です。お庭のシンボルツリーにもおすすめです。
ヤマボウシ(山法師)は5~7月頃に花が無数に咲きます。花弁に見える部分は「総苞」と呼ばれ、葉が変化したもので、実際の花はその中心にある雌しべのような部分です。
秋になると綺麗に紅葉し、直径1cmほどの丸い実が生り赤く熟して食べることが出来ます。実は甘みが強く、マンゴーとバナナを合わせたような味をしています。