丸みのある細い花弁で八重のテマリ咲きのエゾアジサイ
こちらの綾は、ヤマアジサイの変種でエゾアジサイになります。エゾアジサイはヤマアジサイが日本の積雪地帯に適応した変種と考えられ、北海道から石川県まで分布しています。薄桃色から淡い青色で、丸みのある細い花弁の八重テマリ咲きで、両性花は脱落します。一般的にエゾアジサイはヤマアジサイより大きいですが、こちらの綾はエゾアジサイとしては小型な種類です。「綾」という名前は発見者のお孫さんの名前だそうです。
【紫陽花・あじさい全般の特徴】
可愛らしい花を咲かせる梅雨の代表花ですが、紫陽花と書く通り、おひさまが大好きです。午前中いっぱい日あたりが良い場所だと花色の発色が良くなります。
この花に見える部分は、装飾花でガクが変化したものだと言われています。
土の土壌酸度(ph)によって花色が変わることでも知られており、一般的に酸性ならブルーに、アルカリ性なら赤傾向に変化します。白いアジサイは花色は変化せず、ヤマアジサイは花色が変化しにくいです。
以前はユキノシタ科でしたが、最近はアジサイ科で紹介されることが多くなりました。
ヤマアジサイは本州では関東より西、また四国、九州などの山地にみられます。湿り気のある山地などに生育しているため、半日陰の環境を好みます。日当たりの良すぎる場所は避けてください。ガクアジサイよりも葉が細く、産毛があり、薄く、光沢がありません。別名”サワアジサイ”とも言います。ヤマアジサイは西洋アジサイに比べ生育が比較的遅いことから、病気と思われがちですが、この品種の性質からくるものです。