黒を含んだような深い紫色でヤマアジサイの代表的品種
本種は名前からもわかるように、成長とともに葉、茎ともに黒っぽい色になっていきます。黒を含んだような深い紫色の一重のガク咲きで、ボリュームがあり、丈夫で育てやすく、庭植えでも鉢植えでも楽しめる品種です。
※本種は性質上、茎や葉が黒くなったりします。うどん粉病に似た症状の葉っぱに見えますが、必ずしも病気にかかっているとは限りません。
【紫陽花・あじさい全般の特徴】
可愛らしい花を咲かせる梅雨の代表花ですが、紫陽花と書く通り、おひさまが大好きです。午前中いっぱい日あたりが良い場所だと花色の発色が良くなります。
この花に見える部分は、装飾花でガクが変化したものだと言われています。
土の土壌酸度(ph)によって花色が変わることでも知られており、一般的に酸性ならブルーに、アルカリ性なら赤傾向に変化します。白いアジサイは花色は変化せず、ヤマアジサイは花色が変化しにくいです。
以前はユキノシタ科でしたが、最近はアジサイ科で紹介されることが多くなりました。
ヤマアジサイは本州では関東より西、また四国、九州などの山地にみられます。湿り気のある山地などに生育しているため、半日陰の環境を好みます。日当たりの良すぎる場所は避けてください。ガクアジサイよりも葉が細く、産毛があり、薄く、光沢がありません。別名”サワアジサイ”とも言います。ヤマアジサイは西洋アジサイに比べ生育が比較的遅いことから、病気と思われがちですが、この品種の性質からくるものです。