植え方・用土
水はけの良い、花ひろば堆肥\“
極み”や牛糞を混ぜた肥沃な土壌に植えます。横風が苦手ですので、必ず支柱を立て、がっちり固定します。日当たりと風通しの良い場所を好みます。日当たりが悪くなるにつれ、葉色が本来の美しさを発揮できなくなります。
水やり
植え付けして一年か二年は根が張っていないので水を吸い上げる力が弱く、水切れが起きやすいです。一旦根付いてしまえば露地栽培の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。高温多湿を嫌いますので、水やりは朝涼しい時間に行います。
肥料のやり方
速効性肥料を与えると剪定後の芽吹き後が成長が良いです。他は2月ごろに寒肥として鶏糞や
化成肥料を与えます。鉢植えの場合は1年を通して緩効性肥料を3月、6月、11月に控えめに与えます。
その他栽培や性質の注意点
寒さに強く、暑さに弱い傾向があります。住宅地の庭では夏場に枯れることがあります。
基本的には日向を好むが、西日や強い日差しには弱い。
剪定すると形が乱れることや枯れ込むことがある。順調に育てば大木になるため、植えるには相応のスペースが必要。一般家庭では鉢植えにして育てるのが無難。
その他豆知識
大きくなりますが剪定に強くないため、樹高を制限するためにも鉢植えでの栽培が無難です。
病害虫の予防法
病害虫はあまり発生しません。湿度が高いとウイルス病などの病気が発生しますが、発生したら、病気の箇所を早急に取り除きます。
マツ科の仲間はシンクイムシや毛虫が発生して成長点を食害することがあるので、定期的に消毒散布をおすすめします。