コニファー|ブルーアイス
シルバーリーフが美しい品種
「ブルーアイス」冷たくて、おいしそうな名前です。
シルバーリーフと呼ばれる青く輝くような銀色を帯びた葉が美しく、人気のコニファーのひとつです。芽吹き始めのシルバーグリーンの色が特に美しく、次第に落ち着いた色に変化していきます。透け感のあるシルバーリーフが印象的なブルーアイスは香りが強く、葉に触れるとなんとも言えない爽やかな森の香りも人気の理由のひとつです。
極短い鱗葉は密に付いてチクチク感は全くありません。生育もすこぶる良く、強健種。庭植えでは成長スピードが大変早く、病害虫もつきにくく、横に伸びすぎる事もありません。
1~2年に1度全体を刈り込む事で綺麗な円錐形の樹形を楽しむ事が出来ます。
耐寒性、耐暑性もある程度あり、北は南東北地方くらいまでなら栽培可能です。性質は丈夫ですが若干根が浅いため、強風には弱い欠点があります。添え木を立てるなどの工夫をしながら風当たりが強い場所を避けて植栽するとよいでしょう。
ぶるーあいす
\“ブルーアイス”の特徴
学名
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Cupressus arizonica var. glabra ‘Blue Ice’ ヒノキ科 イトスギ属
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別名
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ぶるーあいす
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最終樹高
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地植え:8m ~ 10m (常緑針葉樹)
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栽培用途
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グランドカバー、ボーダー、花壇、コニファーガーデン、工場緑地帯、学校、公園、ゴルフ場
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成長の早さ
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やや早い
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植栽適地
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南東北~沖縄
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育てやすさ
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★★★★☆ 育てやすい 日照条件:日なた~半日陰、 耐寒性強い、耐暑性強い
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耐病害虫性
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耐病性:強い 害虫:強い
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商品はポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約80cmです。根鉢の大きさは5号(直径15cmポット)です。
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コニファー ブルーアイス の育て方
植え方・用土
水はけの良い、花ひろば堆肥\“極み”や牛糞を混ぜた肥沃な土壌に植えます。横風が苦手ですので、必ず支柱を立て、がっちり固定します。日当たりと風通しの良い場所を好みます。日当たりが悪くなるにつれ、葉色が本来の美しさを発揮できなくなります。
水やり
植え付けして一年か二年は根が張っていないので水を吸い上げる力が弱く、水切れが起きやすいです。一旦根付いてしまえば露地栽培の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。高温多湿を嫌いますので、水やりは朝涼しい時間に行います。
肥料のやり方
速効性肥料を与えると剪定後の芽吹き後が成長が良いです。他は2月ごろに寒肥として鶏糞や化成肥料を与えます。鉢植えの場合は1年を通して緩効性肥料を3月、6月、11月に控えめに与えます。
剪定方法
大きくなりやすく、樹形をコンパクトに保つためには年に数回の剪定を行います。
コニファーの多くは鋏などの金属を嫌います。剪定後は葉が茶色く痛みます。ですので、強めの剪定は一斉に新緑の出る2月後半に行うのがベストです。樹形を整える剪定の時期は覚えやすいです。3,6,9月。3の倍数、サブロッキュー♪です。剪定時は必ず枝に少し葉を残すようにします。
その他栽培や性質の注意点
寒さに強く、暑さに弱い傾向があります。しかし、バンコクやマレーシアでもコニファー専門店もあり、品種を選べば暑い地域でも露地栽培可能です。品種によっては、冬に葉色がベージュがかったり、茶色く紅葉するものもあります。
その他豆知識
日当たりの悪い部分の葉が茶色く枯れ込みます。どんどん枯れ込んでいくわけではなく、日当たりの悪い場所にある葉が、光合成で活躍できないので、無駄なので落ちるわけです。特に、秋~冬になる場合が多く、ご心配をおかけしてしまうのですが、自然現象ですのでご安心ください。ただ、いつまでも枯れこんだ葉をつけておくと、美観を損ねるだけでなく、蒸れてしまって病気を出すことがありますので、なるべく、手でむしりとったほうが良いです。
病害虫の予防法
病害虫はあまり発生しません。湿度が高いとウイルス病などの病気が発生しますが、発生したら、病気の箇所を早急に取り除きます。
マツ科の仲間はシンクイムシや毛虫が発生して成長点を食害することがあるので、定期的に消毒散布をおすすめします。