植え方・用土
年間を通して日当たりと風通しの良い場所で育てます。十分な日照を確保することで枝が締まり、花付きも良くなります。梅雨時期は雨の当たりにくい場所で管理すると株が傷みにくくなります。
排水性・通気性に優れた弱酸性の用土を好みます。硬質赤玉土小粒4:鹿沼土3:軽石小粒3程度の配合がおすすめです。リン酸を多く含む肥料や石灰質の土壌は避けてください。
植え替えは根を大きく崩さず、生育期の春に行うのがおすすめです。
水やり
生育期は用土がしっかり乾いてからたっぷりと与えます。乾燥には強く、多湿を嫌うため、水の与え過ぎには注意してください。冬はやや乾燥気味に管理します。
肥料のやり方
春と秋にリン酸分の少ない緩効性肥料を少量施します。一般的な草花用肥料の与え過ぎには注意してください。肥料は控えめに与えることで美しい樹形を維持できます。
花芽の付き方
その年に伸びた枝の先端付近に花芽を形成します。
剪定方法
花後に軽く枝先を切り戻し、樹形を整えます。強剪定は避け、古い枝まで切り戻し過ぎないよう注意してください。
病害虫の予防法
過湿を避け、風通しを良く管理することで根腐れや灰色かび病を予防できます。まれにアブラムシやカイガラムシが発生するため、早めに防除してください。
増やし方
【種まき時期】 3~5月、9~10月
【発芽適温】 18~22℃
【発芽日数】14~30日程度
※適切な温度管理を行っても、発芽のタイミングには非常にバラつきがあります。
【発芽率】
そのまま種まきすると発芽率は非常に低いです。種子の生存率(能力)自体が低く、自然界でも種子から増えることは稀です。そのため、自生地でも一般的には挿し木による繁殖が推奨されています。
オーストラリアの野生植物は火災の刺激(煙の成分)で発芽が促される性質(休眠打破)を持ちます。似たような成分で代用できる木酢液を約500倍~1000倍に希釈した水に、種子を数時間~一晩浸しておくと発芽率が向上します。
濡らしたペーパーに包んで根が出るまで密閉容器で管理する「事前発芽処理」を行うと、発芽が促進されるケースがあります。
【種まきの方法】
種まき用土は、鹿沼土細粒5:バーミキュライト3:軽石細粒2程度に配合した清潔で排水性の良い用土、または市販の種まき用
培養土を使用します。
幼苗が立ち枯れ病にかかりやすいため、使用するセルトレイやポットは事前にしっかり洗浄・殺菌してください。
Calytrixの種子は毛のような「芒」や「萼」に包まれています。まく前にこれらを指先などで優しくこすって取り除き、中の硬い種子だけにします。
種子の尖っている側を下に向け、土に押し込むようにして植えます。種子の頭が土の表面と同じ高さ、またはごく薄く隠れる程度になるようにします。深く埋めすぎないよう注意してください。播種後は霧吹きで十分に湿らせます。もしくは鉢ごと水に浸す底面給水(腰水)で土に水分を行き渡らせます。
種まき後は直射日光を避けた明るい日陰で18~22℃を維持します。屋外では雨の当たらない風通しの良い軒下、室内では植物育成ライト下やレースカーテン越しの窓辺で管理してください。発芽までは乾燥させず、発芽後は徐々に日光へ慣らしながら乾湿のメリハリをつけて育てます。
【種子の保存方法】
密閉容器に乾燥剤とともに入れ、高温多湿を避けた5~10℃程度の冷暗所、または冷蔵庫の野菜室で保管してください。発芽率を維持するため、購入後1年以内の播種をおすすめします。