植え方・用土
芽出しから梅雨までは日当たりと風通しがよい場所で管理します。夏場は50%程度の遮光下か半日陰へ移動させ、葉が傷まないように涼しく過ごさせます。9月末ごろからは再び日当たりに置き、球根を充実させます。休眠に入ったら、春まで日陰の棚下などに置きます。凍結が厳しいところでは凍らない場所で管理するか、球根を抜いて箱に入れて春まで涼しい場所で保管します。
水やり
水を好むので、発芽が始まったらたっぷりと水やりをします。ただし、芽に水がたまりやすいので、開花までは根元に与えます。雨の多い季節は用土が乾き始めたら与え、多湿で株元が傷むのを防ぎます。夏は夕方や夜の水やりがよいでしょう。休眠中は乾かし気味に管理し、適度に湿り気を感じる程度に保ちます。
肥料のやり方
元肥は入れません。春に芽が出たら少量の市販の山野草用の置き肥をします。また、根が伸びる芽出しから6月下旬までと、新球が充実する9月中旬から10月中旬まで、三要素(チッ素、リン酸、カリ)等量の
液体肥料を施します。夏は傷みやすいので肥料は施しません。
病害虫の予防法
ウイルス病が出ることがあるため、病変した株は根ごと取り除きます。アブラムシはウイルス病の原因になるため、早めに薬剤散布を行うなどして防除を行います。
増やし方
分球