日本古来より栽培されてきた五穀の一種
「もちあわ」は粟の中でも、甘みがありもっちりとした触感が美味しい雑穀です。タンパク質や食物繊維が豊富です。
「アワ(粟・あわ)」はイネ科のエノコログサ属で、雑草のネコジャラシの仲間です。雑穀類の一つで、五穀にも数えられています。日本では米よりも早く伝来し、縄文時代から栽培されていたということです。草丈は150cm。結構大きいです。穂は黄色に熟し垂れ下がります。寒冷地の春アワ、温暖地の夏アワ、大アワ小アワ、ウルチ種とモチ首とさまざまな品種があり、原種であるエノコロクサとも良く交雑します。肥料がたくさん必要で連作に向かないため、豆や根菜、麦などの輪作や後作で栽培をします。