実が大きく上品で繊細な甘味が特徴
「うすいえんどう」は、実どりえんどうでグリンピースに似ていますが、皮が薄くて青臭さも少ない上品な味のえんどう豆です。実も大きくホクホクした食感が特徴的。皮や実の色は明るい黄緑色です。関西地方では古くから春を告げる旬の野菜として親しまれています。
「えんどう」と言えばメンデルの「優勢の法則」で有名な豆です。栽培の歴史は古く、世界最古の農作物と呼ばれています。収穫時期によって様々な呼び名があります。スプラウトを食べる「豆苗」、若い莢を食べる「絹さや」、大きく丸くなった緑の実が「グリンピース」、完熟すれば「エンドウ豆」といった具合に。もちろんそれぞれの収穫に合わせた最適な品種が作出されています。
また、大きく分けて「つるあり」「つるなし」に分けられ、つるありは仕立てに手間がかかりますが収量が見込め、つるなしは収量が落ちるもののコンパクトで初心者向きです。