信州、下伊那地方の種
「霜ささげ」は信州・下伊那地方で栽培されるつるあり・幅広いんげんです。豆は黒豆で若莢はいんげんとして、遅どりでは煮豆用に収穫します。その名前の通り、霜が降るころまで収穫が可能です。ササゲはアフリカ原産の一年草。いんげん豆と比べて、全体的に莢が長く柔らかいです。関東地方では若い莢だけではなく、完熟した子実を小豆代わりに利用するそうです。いんげんと同じく、つるありタイプとつるなしタイプがあります。つるありタイプは支柱の用意が必要ですが、長く伸びる分、長く収穫が楽しめます。