甘みがあってサラダや煮物など様々な料理に使えます!
土壌はあまリ選ばない中根タイプの育てやすい品種です。春まきの方が大きく育ちます。収穫サイズの目安は20~25cmです。秋まきは小さめに育ちます。
ニンジンの甘味がしっかりあるので生で食べても美味しく、スティックサラダにするのもおすすめです。煮物の具材として、また和洋問わず、色々な料理に使える濃いオレンジ色のニンジンです。
【育て方について】
播種時期: 4~6月、9月
表土から5~15mmの深さに浅めに筋まきし、芽が出たら株間4~6cmに順次間引き、土寄せします。条間は約30cmとリます。土壌が乾燥しすぎたら水やリします。種まきから100~120日が収穫目安です。根が表土に出てきたら土を被せます。
ニンジンは中央アジアが原産の根菜です。冷涼な気候を好みますが、苗の段階ならある程度耐暑性があります。種まきから収穫まで3~4か月ほどと比較的短く、連作も可能ですが、発芽率が低く、過湿にも弱いため育てるのは少し難しいです。
系統としては細長い東洋系と太短い西洋系があり、古くから薬用・食用として栽培されてきました。日本には東洋系ニンジンが最初に江戸時代に中国から伝わりました。その後西洋系ニンジンが導入されるようになると、東洋系ニンジンは栽培の難しさから生産量が減少し、戦後は西洋系品種が主流になっています。
くせのある香りがあり、加熱すると甘みが出る。家庭でも煮物や炒め物などに良く使われる常備野菜の一つです。