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Chamaenerion angustifolium
ヤナギラン |ポット苗
赤紫の美しい花を咲かせる高原植物。
アカバナ科の宿根草で北海道から本州中部地方の山地に分布しています。花が蘭に似て葉が細く柳の葉に似ていることからこの名がつきました。
夏から秋にかけて長い花穂に赤紫の花を咲かせます。
日向を好み荒地などでも生育が可能ですが、都会では高温多湿で弱りやすいです。下のほうに記載した育て方をご覧ください。
ランナー(根)で育ちます。秋に掘り起こすと鉛筆よりも細い根が繁殖し育っています。
盛んに増えるので、鉢植えよりも庭植えに向いています。
丈夫で育てやすい植物ですが、元々高原の植物なので、高温に弱いです。
真夏は涼しい場所に植えましょう。
冬は地上部が枯れて見えなくなりますが、翌春に新しい芽が顔を出します。根が凍みると枯れてしまうので、寒冷地では深めにマルチングして凍結を防ぐか、屋内越冬させてください。
ヤナギランの特徴
学名
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Chamaenerion angustifolium アカバナ科 ヤナギラン属
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開花時期
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7~9月
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花色・大きさ・花形
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紫色・・小さな花が連なって咲く
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最終樹高
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地植え:0.5m ~ 1m 鉢植え:0.5m ~ 1m (落葉多年草)
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栽培用途
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コンテナ植え・鉢植え・地植え・庭植え・花壇植え
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植栽適地
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日本全国
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育てやすさ
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★★☆☆☆ 初心者には少し注意 日照条件:日なた~半日陰、 耐寒性普通(-10度)、耐暑性やや弱い
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耐病害虫性
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耐病性:やや弱い 害虫:つきやすい
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植え方・用土
日当たりを好みますが、夏の高温多湿が苦手です。春は日当たりで育て、梅雨明け~秋は朝だけの日当たりか50%遮光できる場所で育てるとよいです。秋は日当たりで育ててください。寒さには強いですが、根がゴボウ根で根が凍みると枯れてしまうので、寒冷地では深めにマルチングして凍結を防ぐか、屋内越冬させてください。
水はけの良い場所に植えつけます。あまり肥料を必要としませんが、元肥として
腐葉土や
堆肥などをすき込んでおくと良いでしょう。
鉢植えでは深めの鉢に植えてください。通気性と排水性の良い素焼き鉢やスリット鉢などに植えます。用土は水はけが良い
培養土に鹿沼土を2~3割程度混ぜて植えてください。
植え付け植え替えは、春の芽出し頃が最適ですがそれ以外の時期でも可能です。夏の植え付け時には水切れに注意し、冬の植え付け時には根が凍結しないよう気をつけます。
水やり
春と秋冬は朝与え、夏は夕方以降に1日1回水やりしてください。
肥料のやり方
芽吹いてから梅雨入りまでと、秋の彼岸過ぎから冬の休眠までは
液体肥料を2週間に1回程度与えてください。
剪定方法
種を取らない場合は花後に早めに花を取り除いて株が弱るのを防ぎます。
病害虫の予防法
春~梅雨時期にうどん粉病が出ます。花芽のころは高温多湿で軟腐病や根腐れしやすいです。通気性を良くして、涼しい環境で育ててください。
アブラムシが良くつきます。カメムシやオトシブミが花芽を食害します。ヨトウムシなどのイモムシやナメクジ、ハダニも注意です。
病害虫発生前から予防消毒をお勧めします。
増やし方
春の芽出しごろに株分けします。なるべく根を多くつけた状態でランナーを切って株分けします。
種まきでも増えます。綿毛を開いて先端に茶色い種粒のあるものを取ります。網目の細かいフルイやザルでこすると毛が取れます。毛がついたままでも5mm程度土をかぶせておけば大丈夫で鵜s。