サルビア カラドンナ
宿根草(耐寒性多年草)
イングリッシュガーデン・ナチュラルガーデンをつくる!
初夏から秋まで長く咲き続ける宿根サルビア。
カラドンナは青紫色の花が美しい、シソ科の宿根草です。黒みがかった花茎がスラッと立ち上がり、たくさんの小花を穂状に咲かせます。花が咲き終わった後の花穂も凛として綺麗で、開花から花後まで長く楽しめる宿根草です。黒っぽい茎と青紫の花や赤紫のガクの色合いが、お庭の雰囲気をキュッと引き締めてくれること間違いなし!可愛らしいよりも、シャープな感じがお好みの方には、もってこいの品種ではないでしょうか。
半日陰でも育ちますが、日向でやや乾燥気味の環境がもっとも適しています。地植えであれば、植え付け時を除き、よほど晴天が続く時でなければ、雨水でだけで丈夫に育ちます。咲き終わった後の花穂は、鑑賞のために残しても綺麗ですが、切り戻すことで繰り返し花穂が立ち上がってきます。切り戻しをすることでより大株に育ちます。大株になると濃い花色が強いインパクトを放ち、凛とした姿の美しさにぼーっと見とれてしまいます。
バラとの相性も抜群で、ローズガーデンの花壇にもおすすめ。
植えた最初の年は土が肥えていると茎が立たなかったり、花色が薄くなることがありますが、翌年以降に根付いてからは調子が良くなってきます。株が充実して環境になじんでくると本来の特徴が発揮されてきます。
耐寒性も耐暑性もありますでの、初心者の方でも気軽に育てていただけると思います。寿命も長いので植えっぱなしで毎年楽しめます。
サルビア(セージ)は代表的なハーブで、日本の環境でもよく育ちます。基本的に常緑種とされていますが、冬の寒さで葉が落ちることがあります。
サルビア カラドンナの特徴
学名
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Salvia nemorosa 'Rosenwein' シソ科 サルビア属
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別名
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ウッドランドセージ
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開花時期
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6月~9月
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花色・大きさ・花形
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青紫
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最終樹高
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地植え:0.3m ~ 0.6m 鉢植え:0.3m ~ 0.6m (耐寒性半常緑多年草)
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最終葉張り
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0.3m ~ 0.6m
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栽培用途
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庭植え・鉢植え・グランドカバー・寄せ植え・切花、下草
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成長の早さ
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普通
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植栽適地
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北海道西部~九州
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育てやすさ
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★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性やや弱い、土壌酸度:弱アルカリ性 耐寒性強い(-15度)、耐暑性強い、耐乾性強い
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耐病害虫性
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耐病性:とても強い 害虫:とても強い
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芽吹き時期
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3~4月頃
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花言葉
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「知恵」「尊敬」「家族愛」「良い家族」「燃える思い」
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商品はポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約10cmです。根鉢の大きさは3号(直径9cmポット)です。
開花時期以外は花や花芽はついておりません。冬の間は地上部が枯れますが、春になったら芽吹いてきます。 ※こちらの商品は鉢植え栽培が可能です。 |
サルビア カラドンナの育て方
植え方・用土
日あたりと水はけを好みます。株が大きくなりますので、花壇に植えるとよく育ちます。大鉢やプランターに植えれても楽しめます。
適期は春の4月~5月、秋の9月下旬~10月です。初夏の植え付けでは植え付け後のひと夏めは水切れに注意してください。秋、冬に植える場合は冬の寒さに注意です。寒さで根が傷むことがあるのでマルチングをしてください。
夏の蒸れに弱いので水はけが良い風通しのよい場所で育てましょう。10~20cmくらい高上げした花壇(レイズドヘッド)にし、砂利やココチップなどを混ぜて水が抜けやすくした花壇にすると良いです。地植えでは深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の1/3程度の堆肥と化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて埋め戻して植えつけます。鉢植えでは培養土で植えてください。
花壇では植えっぱなしで大丈夫ですが、鉢植えでは毎年4~5月に植え替えてください。古い土を半分程度落として、新しい土に植えなおします。
水やり
高温多湿を嫌います。花壇では雨が降るようであれば水やりは控えます。地温が上がらないような工夫をお願いします。マルチングや夏は日陰の場所が良いでしょう。
葉がしおれない程度に、やや乾かし気味に管理します。鉢植えでは土が完全に乾いてきたらたっぷりと与えるようにします。
肥料のやり方
肥料が多いと花つきが悪くなり倒れやすくなりますので、肥料は控えめにします。
やせ地でも育つので、肥料は不要です。
剪定方法
放任すると伸びすぎて倒れたり、下葉が枯れて見苦しくなります。込んでくると蒸れるので、7月ごろに1/3くらいに刈り込みをします。
冬になったら地際で枝をバッサリと刈り込み、鉢植えは霜の当たらないところに移します。
その他豆知識
~~健康に育てる秘訣~~
(1.適材適所)
植物を健康に育てるためには、環境に適したものを植えることが大切です。 住んでいる地域の気候の特徴を考え、庭の日照、風通、排水性などを考慮し、無理なく育つ植物を選びます。
※排水性UPには「パーライト」をご使用下さい。保水性UPには「腐葉土」をご使用下さい。
(2.連作をしない)
同じ種類の植物を同じ場所に何年も植えていると、連作障害を起こすとともに、その植物に被害を及ぼす同一の病害虫の密度が高まります。
(3.水やり、肥料の過多(特にチッ素肥料))
軟弱に育ち、病気に対する抵抗力がなくなります。株間を適切にとり、切り戻しや間引きなどを行い、日当りと風通しを良くすることが大切です。
(4.花がらをこまめに摘み取る)
花がらが茎葉に付着した状態で雨に当たると、灰色かび病(ボトリチス病)を発生させます。花がらをつけておくと種がつき、株も消耗します。なるべく早く摘み取ります。
(5.雑草を放置しない)
雑草は風通しや株元への日照を妨げ、病害虫を発生しやすくするだけでなく、土壌の養分も横取りします。
病害虫の予防法
病害虫は特に心配ありません。
増やし方
株分けと挿し芽で増やすことが出来ます。