Muscadinia rotundifolia
マスカダイン|ブロンズ種 実生苗


北米南東部生まれの個性的なブドウ
「マスカダイン ブロンズ種」は、驚くほど甘い果肉と、厚くツルッと剥ける果皮。一般的なブドウとは少し違った食感と風味を持つ、北米南東部生まれの個性的なブドウです。アメリカ南東部を原産とするブドウ科のつる性果樹で、古くからVitis rotundifoliaの学名で知られてきましたが、現在はMuscadinia rotundifoliaとして扱われることもあります。
一般的なヨーロッパブドウ(Vitis vinifera)とはかなり異なる性質を持ち、アメリカ南東部では古くから栽培されてきた重要な果樹です。
果実を実際に食べて、まず印象的だったのはその強い甘さです。
果肉は非常に甘く、完熟した果実では濃厚な甘味を楽しめます。そして、一般的なブドウとの大きな違いが果皮です。
果皮はかなり厚く、しっかりとしています。
しかし、厚いから食べにくいというより、果肉からきれいに剥がれやすいのが特徴です。果実を軽く押すと、中の柔らかな果肉がツルッと飛び出すように外れます。
そのため、厚い果皮を剥いて中の甘い果肉を食べるという、一般的なブドウとは少し違った食べ方も楽しめます。
果実は球形で、こちらの品種の成熟時の色はブロンズです。粒も比較的大きく、一粒ずつ存在感があります。
また、一般的なブドウのように多数の果粒が密集した大きな房になるのではなく、比較的少数の果実がまとまって付きます。
この姿もマスカダインらしい特徴の一つです。
果実は生食できるほか、ジュース、ジャム、ゼリーなどへの加工にも向き、原産地ではワインの原料としても利用されてきました。
そして、マスカダインの大きな魅力は果実だけではありません。
アメリカ南東部の高温多湿な気候に適応しているため、暑さと湿度に非常に強いブドウです。
一般的なブドウでは病気が問題になりやすい高温多湿の地域でも比較的丈夫に育つことから、南部アメリカでは重要なブドウとして発展してきました。
日本で栽培することを考えても、この性質は非常に興味深いものです。
日本の夏は高温だけでなく湿度も非常に高いため、乾燥した地域を原産とするブドウには厳しい環境になることがあります。その点、もともと高温多湿な北米南東部に適応しているマスカダインは、日本の暖地で栽培を試してみる価値のあるブドウだと思います。
日当たりの良い場所を好み、つるを旺盛に伸ばします。栽培する場合にはブドウ棚やフェンス、トレリスなど、つるを誘引できる十分なスペースを用意します。
耐暑性は非常に高く、夏の暑さには強い植物です。
一方で耐寒性は品種や系統によって差があり、一般的なヨーロッパ系ブドウほど厳寒地向きではありません。暖地~温暖地での栽培に特に適したブドウと考えた方がよいでしょう。
ぶどうは全般に暑さ寒さ、乾燥に強く、北海道から九州まで栽培できます。水はけが良く、通気性の良い土を好み、土質は選びません。
棚仕立てが一般的ですが、フェンス仕立てやあんどん仕立てなど工夫次第で小さな場所でも楽しめます。棚仕立てで広く育てると1本の苗木で300房以上の収穫も可能です。手間をかければいい果実ができ、おなか一杯の収穫が待っています。
マスカダイン 【ブロンズ種】の特徴
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学名
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Muscadinia rotundifolia ブドウ科 ブドウ科属
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果実の用途
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生食など
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結果年数
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5~6年
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自家結実性
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1本でなる
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最終樹高
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地植え:1m ~ 10m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性落葉つる性)
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栽培用途
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鉢植え、庭植え、目隠しなど
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成長の早さ
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樹勢は普通 (40cm/年)
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植栽適地
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関東地方~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
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育てやすさ
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★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、土壌酸度:中性 耐寒性弱い(-10度)、耐暑性強い
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耐病害虫性
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耐病性:やや強い
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お届けする商品について
| 商品について |
商品は実生ポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約15cmです。根鉢の大きさは3号(直径9cmポット)です。実生とは種から生まれた苗です。実生苗は雑種のため詳細な品種名はありません。
こちらの商品は鉢植えでの管理も可能です。 冬 春は古くなった葉が傷んで汚れています。 |
ブドウ マスカダイン ブロンズ種の育て方
植え方・用土
植えつけに最適な時期は11月~翌年2月頃です。この時期の植え付けでは根を軽くほぐし、根を広げて植えます。それ以外の植え付けでも大丈夫です。3~6月、9~10月の植え付けは根を崩さず、乾かさないように植えます。真夏に植える場合、根を崩さずそっと植え、植え付け直後は毎日水を与えてください。
土質は選びませんが、水はけと通気性の良い土壌を好みます。
鉢植えの用土は当店の花ひろば培養土「和み」がおすすめ。夏場の日中などは日光に当ててあげてください。
地植えでは堆肥を3割、パーライトを3割土に混ぜて土壌改良してください。
水やり
露地栽培では雨任せで大丈夫ですが、長く乾燥してから大雨にあうと給食な水の吸い上げによって果粒の膨張しすぎて裂果することがあります。初夏や夏に雨が少ないときは数日に1回水を与えてください。秋冬は水の与えすぎの根腐れに注意してください。
肥料のやり方
土が肥えていれば肥料は控えめにして早めに樹勢を落ち着かせます。有機肥料を与える場合は10月下旬~11月頃に与えます。