Theobroma cacao Rojo Gigante
カカオ|ロホ ギガンテ 1年生実生苗
めったに食べれないカカオの生食は家庭果樹ならでは!
「ロホ ギガンテ」は、スペイン語で「ロホ」は「赤」、「ギガンテ」は「巨大」を意味します。その名の通り、ざらついた荒めの質感を持つ赤い果皮を持つ、750gほどになる大実品種です。生育が比較的早いのも魅力です。
「カカオ」は言わずと知れたチョコレートやココアの原材料となる果実です。太い枝の幹から直接花がつき、とっても不思議な雰囲気です。咲いた花に実がつくのは全体の1%程度だとか・・・。自然界は厳しいですね。実がついている様子はさらに不思議。木から小型のラグビーボールがぶら下がっているような見た目です。品種によって黄色やオレンジ、赤など果皮の色が異なります。フレッシュな果肉は生食することが可能で、とても甘いライチのような味がするそうです。
「カカオベルト」と呼ばれる、赤道をはさんで南北20度以内の高温多湿の地域でもっぱら栽培されています。そのため、寒さにはめっぽう弱く、鉢植え加温栽培必須の玄人向けの果樹です。のわりには、直射日光に弱いため管理は基本半日陰で。現地では日よけとしてバナナやカカオの母と呼ばれる「トリニダードのエリスリナス」を植えているんだとか。
「トリニタリオ種」は「クリオロ種」と「フォラステロ種」の交配種で、行害虫に強く栽培しやすい品種群です。種の色、味わい、実の形は品種によってまちまちで、主に中南米に多く自生しています。
カカオ 【ロホ ギガンテ】の特徴
学名
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Theobroma cacao Rojo Gigante アオイ科 カカオ属
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開花時期
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5月~
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花色・大きさ・花形
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白
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果実の大きさ
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750g 豊産性あり
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結果年数
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4~5年
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自家結実性
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1本でなる(自家結実性が強い)
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最終樹高
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鉢植え:1m ~ 2m (常緑中高木)
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最終葉張り
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0.5m ~ 0.8m 直立性
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栽培用途
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鉢植え
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植栽適地
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日本全国(原則、鉢植え栽培)
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育てやすさ
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★☆☆☆☆ 難しい 日照条件:日なた~半日陰、 豊産性あり、耐寒性弱い(15度)、耐暑性普通
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耐病害虫性
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耐病性:普通 害虫:普通につく
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植え方・用土
明るい半日陰が理想です。湿り気のある用土を好むため、赤玉6:
堆肥4ぐらいで調整します。寒さにはめっぽう弱いため、鉢植え栽培で冷涼な季節は室内で暖かくして管理します。温室等で温度・湿度のコントロールが可能な場合は地植えでも大丈夫です。
強風で倒れやすいため、風よけや支柱を立てるなどして対策をします。
水やり
高温多湿を好むため水切れに注意します。土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
木の育ちを良くするため、初夏と秋に野菜用の肥料を与えます。
剪定方法
木がある程度大きくなるまでは込み合っている枝を落とす程度で大丈夫です。収穫年数に近づいたら下を向いている枝、平行枝の弱いほうの枝、花がつかない枝(葉がまんべんなくついている枝)は、切り口が下向きになるように根元のほうで取り除きます。
病害虫の予防法
幼苗のうちはヨトウムシに注意します。