ワイルドベリー ”ビルベリー”
♪目にとってもいい アントシアニンが豊富!♪
小さくてかわいらしいですね!
紅葉もこんなにキレイなんですっ!
そのまま食べても、ジャムにしてもとってもおいしい!
紅葉もこんなにキレイなんですっ!
そのまま食べても、ジャムにしてもとってもおいしい!
小粒の野生種。アントシアニン色素も豊富。
ブルーベリーよりも花も果実も小さく葉も小さいです。完熟果にいたっては皮だけでなく、果肉も青紫色です。
果実は小さいので甘みは少なく、ジャムや生食でも美味しいです。秋は美しい紅葉を楽しめます。
水切れしやすいので、根が活着するまでの植え付け1年は水管理に注意してください。
日本国内で流通しているビルベリーの苗は北米原産種で北欧のビルベリーとは別種と言われております。当店のビルベリーも昔から日本国内でビルベリーの名前で流通している国産の苗木で北欧産ではありません。原産地や来歴は定かではありません。
果樹栽培の入門種ブルーベリー。
花も実も紅葉も楽しめ、季節の移ろいの度に表情を変えます。
ブルーベリーは1年生でも収穫できたりしますがビルベリーの1年目の収穫はちょっと我慢。2年生苗の植え付け1年目は欲張りすぎない程度に収穫しても大丈夫。3年生以上は普通に収穫を楽しめます。
野生種のブルーベリーをワイルドブルーベリーと呼ばれています。
”ビルベリー”の特徴
学名
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Vaccinium ツツジ科 スノキ属
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開花時期
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4月中旬~5月中旬
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花色・大きさ・花形
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白色・極小輪咲き(0.6cm位)・釣鐘状
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収穫時期
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8月上旬~9月上旬
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果実の大きさ
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★☆☆☆☆小粒 5mm 豊産性あり
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甘さ
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★★★☆☆ 平均糖度:15度
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果実の用途
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生食、ジャム
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結果年数
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1~2年
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自家結実性
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1本でなる(自家結実性があります。)
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最終樹高
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地植え:0.5m ~ 0.7m 鉢植え:0.5m ~ 0.7m (落葉低木)
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最終葉張り
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0.5m ~ 0.6m 開張性
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栽培用途
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果樹畑、花壇、鉢植え、庭木、コンテナ、寄せ植え
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成長の早さ
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やや早い
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植栽適地
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東北地方~九州の高冷地
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育てやすさ
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★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、耐陰性やや弱い、土壌酸度:弱酸性 豊産性あり、耐寒性強い、耐暑性やや弱い、耐乾性弱い
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耐病害虫性
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耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない
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芽吹き時期
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3月上旬
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トゲの大きさ
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なし
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植え方・用土
暖地では9月中旬~12月上旬の秋植えが最適、寒冷地では2~3月頃に植えるのが最適です。暖地では真冬に植え付けしても大丈夫です。
それ以外の植え付けでは水切れに注意して育ててください。
ラビットアイ系はph4.3~5.3の弱酸性土を好みます。
【鉢植えの場合】
ブルーベリーの土に植えるか野菜などの
培養土と
ピートモスをよく混ぜた土に植えます。根が髭根で根詰まりしやすく、過湿になりやすいので2年ごとに土の入れ替えをおすすめします。
【地植えの場合】
pH無調整
ピートモスを約3割、堆肥を2割程度よく混ぜてから植えます。根が細かいので毛足が長い
ピートモスをおすすめします。
乾燥予防に
腐葉土や完熟
たい肥などで10cm以上の敷き厚でマルチングをおすすめします。
日向を好むのでできるだけ日当たりの良い場所で育てましょう。
水切れしやすい4月下旬から8月は半日陰で育てるのも良いです。半日陰でも育ちますが花つきが悪くなります。
鉢増しや地植えの移植は11月か3月に行います。
春の植え付け方法
2月3月でしたら根を少しほぐして植えます。3月中旬以降は根をいじらずに植え付けてください。
夏の植え付け方法
根を崩さずに植え、植え替え後は水切れに注意です。
秋の植え付け方法
秋は植え付けベストシーズン。根を少しほぐして植えます。
冬の植え付け方法
根を少しほぐして植えます。寒冷地では冬の植え付けは控えます。
水やり
ブルーベリーは水で育てる。というくらい水切れしやすいです。気温が高くなる夏に実をつけることと、ツツジ科の植物は根が浅く水切れしやすいから初夏に水切れしやすいです。
春夏植えでは特に水やりをしっかり行いましょう。特にベランダ栽培の場合は水やりに注意です!ベランダは夜間も温度がこもりやすく、乾燥しやすいので、4月下旬から夏にかけては土が良く乾きます。土が乾く時期は水やりを朝夕2回与えるようにしてください。(夕方は鉢の土が渇き気味だったら与えます。)
地植えの場合も初夏~9月は過乾燥に注意です。
10月以降は地植えでは水やりは雨任せにし、鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。土が乾いていないときは水は与えないようにします。
肥料のやり方
3月に「
ブルーベリーがおいしくなる肥料」と「
ブルーベリーを丈夫に育てたい」を与えます。5月下旬以降に
天然硫酸マグネシウム肥料を与えるとクロロシス予防になります。12~2月に寒肥として有機肥料(
油粕や牛ふんなど)を与えます。
花芽の付き方
伸びてくる新梢の先端部分の葉腋に6~8月に花芽だけができます。1花芽に5~10花咲いて肥大して鈴なりになります。若木のうちはならせすぎに注意です。
1枝に果実が多いと果実が小さくなり、摘果すると大実になります。
剪定方法
株元からシュートが出やすく、株立ち状な自然樹形に育ちます。ラビットアイ系は樹勢が強く、放っておいても良く育ちます。
剪定は込み合う枝を間引く程度で大丈夫です。
4年以上の古くなって花つきが悪くなった枝は間引いて、若い主軸と入れ替えていくとよいです。
その他栽培や性質の注意点
※果実の大きさ、糖度、収穫時期に関しては、栽培する地域や栽培方法によって変化します。
その他豆知識
土壌酸度不足ではクロロシスになりやすいので、適時
ピートモスや
天然硫酸マグネシウム肥料などで酸性土壌を維持するとよいです。
夏の高温や多湿、根腐れなどが原因で秋冬以外に葉が紅葉することがあります。根の生理障害なので、日陰で育てたり水やりに注意です。
病害虫の予防法
病害虫はほとんどつきません。まれに高温多湿になるとイラガが発生しますので、発生したら殺虫剤で駆除します。