植え方・用土
植付時期は12~3月ごろが適期で、鉢植えでの栽培がおすすめ。リンゴンベリーは酸性の土壌を好みます。鉢植えの場合は、ブルーベリーの専用
培養土をお使いください。地植えの場合は
堆肥や
腐葉土と一緒に、
ピートモスや鹿沼土などを庭土とよく混ぜて植えます。暑いところが苦手な植物ですので、水はけと風通しがよく、夏の日差しが遮られるようなところに植え付けてあげてください。夏場の乾燥防止のために、株周りにマルチング材を敷いていただくと安心です。冬の寒さにはマイナス30度まで耐えられますが、霜が降りるようなところは避けてあげてください。
【管理場所】
日当たりを好みますが、夏の高温と乾燥を避けるような場所に植えて(鉢を置いて)ください。西からの日差しをさえぎるようにします。(木陰などが最適)。ベランダ等で栽培する場合は夏の西日をさえぎるように工夫してください。
【鉢での栽培】
特にベランダ栽培の場合は水やりに注意です!アスファルトに直接鉢を置いてしまうと、根が蒸れてしまうので、通気性がよくなるようにすのこなどの上に置いて管理してあげてください。またベランダは夜間も温度がこもりやすく、乾燥しやすいので、梅雨から夏にかけては水やりを朝夕2回与えるようにしてください。(夕方は鉢の土が渇き気味だったら与えます。)
落葉している冬はほとんど水は欲しがらなくなるので、土が乾きにくくなります。そんな時期は水の与えすぎになりやすいので、土が乾いたら水を与え、根ぐされに注意してください。
水やり
乾燥が苦手なので、土の表面が乾いていたらたっぷりとお水を与えます。夏場の水切れには十分注意してあげてください。
肥料のやり方
痩せ地でもよく育つので、肥料はほとんど必要ありません。2月~3月と9月~10月緩効性の
化成肥料などを与えるだけで十分です。
剪定方法
自然樹形でも小さくコンパクトにまとまるので、特に剪定は必要ありません。混み合っている枝があれば、間引いたり、切り詰めたりする程度で問題ありません。
病害虫の予防法
風通しをよくすれば病害虫はほとんどつきません。まれにアブラムシや蛾の幼虫がつくことがあります。見つけ次第捕殺するか薬剤散布などで駆除してあげてください。