寒冷地向け品種。ケーキやタルトに使いやすいしっかりした果肉です。
アメリカではケーキ用の品種として有名で、果肉がしっかりしているので加工向きの品種です。さっぱりとした甘さとイチジクらしい風味が人気の理由。果皮が薄いので完熟したものは皮ごと食べられます。果皮は緑色。ホワイトゼノアでも糖度30度が出たと見聞きしたことがあります。夏秋兼用の実付きが良く日持ちする品種です。
耐寒性はイチジクの中でも強いです。(木が若いうちは本来の強さを発揮できないので、-10度以下になる場合は敷き藁などで防寒対策をしてください。)間引き剪定主体で育てます。
育てやすく家庭向きの果樹としてお庭に植えられていることも多いイチジク。不老長寿の果物とも言われ、ミネラルやカルシウム、カリウムなど豊富な栄養素を含んでいる嬉しい果物です。イチジクは漢字で「無花果」と書きます。花が無い果実と言う意味が名前の由来で縁起が悪いなんて言われてしまうこともありますが、実は果実に見える肉厚な花托(かたく)の内側に無数の花を密かに咲かせているんですよ。
いちじくの完熟果は痛みやすく流通が難しいうえにキウイみたいな追熟はしない果物。はちめが割れたらすぐ収穫します。家庭菜園だからこそ味わえる完熟の美味しさを是非体感していただきたいです。
原産地が小アジアやアラビア半島なので冬の最低気温がマイナス9度以上、北海道南部までが限界です。冬に寒すぎると花が越冬して夏収穫する夏果は収穫しにくいので、寒冷地では秋収穫の品種をおすすめします。