バラの魅力に魅せられて
バラ(バラ科バラ属)の学名はRosa。現在、園芸品種は約2万品種を超えるといわれています。バラは紀元前1500年頃から人類と香料や薬草の原料として栽培が行われ、利用されきた人類になじみの深い花です。庭を美しく彩るバラの魅力に魅せられて、苗木部でも多種多様なバラをご用意させていただいております。選ぶ楽しさ、育てる感動、愛でる喜びを皆さまもぜひご堪能ください。
こちらの「バラの育て方」では、バラで彩る楽しいお庭づくりのためのバラ栽培にまつわる様々なHow toをご紹介します!
さあ、ひと味違った『大人のバラ栽培』をはじめてみましょう!
四季咲き性木立タイプ

背丈はあまり大きくならず、自立してコンパクトに生長します。花壇や鉢植えに最適な品種です。その年に伸びた枝に花が咲きます。
「シュラブ」と分類する場合もありますが、バラが世界中の人に愛されるよう
になったのはこの品種群があったからこそと言っても過言ではありません
一季咲き性つる性タイプ

フェンスやアーチを飾るツルバラ、枝がつる状に長く伸びます。クライミングローズ(CL)とも言われ、四季咲きや一季咲き、大輪系や小中輪系など種類も楽しみ方も育て方も様々です。
何かに絡ませて、どんどん上に向かって伸びていこうとする性質を持つため、樹高が高くなります。その性質を利用して、アーチやフェンスに向く樹形です。前年伸びた枝に花が咲きます。
※樹形=性質という分類に当てはまらない品種もあります。

バラの健康診断

バラの鉢増し植替え(枝の状態がAB)
大きく成長したバラのために、根を整理し一回り大きな鉢に植え替えることを”鉢増し”と言います。
①葉は手で全てむしり取る。
②枝先から5cm程度で切り戻す。
※時期によっては蕾や新芽ごと切り戻す。
こうする事で、葉による水分の蒸散や新芽の生育を抑え、根をゆっくり休ませる事ができます。一緒に枯れ枝や成長不良の枝を整理するとなお良いでしょう。

株もとを持ちながら、鉢から株を抜きます。鉢底から出ている根はハサミで切ってもOKです。

根鉢の上から3cmの厚さで細根の塊ができやすいので、下から上へほぐし取ります。

根鉢の底のあたりにハサミで図のように切れ込みを入れて、手でむしり取りやすくすると良いです。

十文字形にハサミで切れ込みを入れたら、指を入れて、引き裂くように根底の根を割きます。

手でしっかり揉みほぐしながら、全体の1/3〜半分程度の根をほぐしてあげてください。優しくね️

長く伸びすぎている根や、傷んだ根をハサミで切って、根の長さを揃えてあげましょう。

一回り大きな鉢にネットと鉢底石をしき(スリット鉢なら不要)元肥入りの培養土を入れ、株を中央に置きます。

鉢縁の3〜4cmくらいまで培養土を足し、鉢を少し揺すりながら根の隙間にも土を入れ、しっかり水ぎめを。

株元や根のコブは取る!
根や株元にできるコブのほとんどは「癌腫病」というウィルス性の病気です。成長が衰得るのでコブをナイフなどで削り取るなどし、早めにコブを取り除きましょう。
バラの植え替え(枝の状態がC)
枝の状態が悪いバラは根も傷んでいる可能性が高いです。植え替えはバラに取っても体力を消耗する作業なので元気になるかどうかは賭けになります。
植え替える際は新しい土壌環境を作ってあげましょう。鉢植えの場合なら培養土、地植えの場合なら堆肥がオススメです。鉢植えの場合は、鉢のサイズを少し小さめにすると根が回復しやすいです。
木立性バラの冬剪定

1月までにゆっくりと株元へと蓄えられた栄養分を凝縮してお休みに入ります。この時期は最も栄養分が株元に集まるので、バッサリ切って大丈夫!この時期に切ることによって、栄養がしっかりと枝先に行き渡り、元気な芽が吹き豪快に花を咲かせます。
なるべく全体的に日光が当たるように元気に伸びた枝を基準に全体の1/3〜2/3を目安に!
特に四季咲き性木立バラは必ず剪定を行ってください。

「良い芽」の少し上で剪定する感じです!
①全体は扇型に剪定
②樹形を乱す小枝
→ 短めに切り詰め、形を修正します。
③根元から出た太い枝
→ 少し深めに切り詰めます。
④爪楊枝より細い小枝
→ 根元から切り落とします。
⑤枯れた枝・黄色い枝・病気の枝・短い枝
根元から切り落とします
【ふところ枝(木の内側に向かって伸びる枝)】
枝が混み合う原因になるので切り落とします。
バラの土のお手入れ
中耕(ちゅうこう)

土の表面を株元の土を軽く耕す「中耕」作業をすることで通気性や土壌環境が良くなるだけでなく、地温を高める効果もあるので、積極的に行いましょう。
芽だし肥え(追肥)

休眠期を終えたバラの芽や根の活動を促進するために行う作業で、中耕した後に行います。液体肥料でも緩行性化成肥料でもどちらでも大丈夫です。

枝の切り戻し・芽かき
傷んでいる新芽を適宜切り戻します。同じ位置に複数芽が出ている場合は芽かきをして養分の分散を防ぎましょう。
病害虫対策
3月になると、気温が上がり病害虫の被害が出始めます。
対策の基本は、「早期発見早期対策」です。
具体的な病害虫についての対策は「病気かな?と思ったら」をご覧ください。

早めの薬剤散布
早期発見・早期対策が大切です。こまめに観察しましょう。

ベニカXファインスプレー
スプレータイプでこまめな手入れが手軽に行える!
【対応病害虫】
・うどん粉病 ・アブラムシ
・黒星病 ・ハバチ
・ハダニ など
摘蕾・花摘み(四季咲き性)
四季咲き性の強いバラは、春以降に「摘蕾(てきらい)」「花摘み」を適宜行うことで、秋以降も元気な花が楽しめます。夏までは、この作業を繰り返し行うと良いです。特に、株自体が弱っている場合は無理に咲かさないよう摘蕾と花摘みをしっかり行います。

■摘蕾(てきらい)
蕾を摘み取ることです。摘蕾すると良い点は、新しい枝が出やすく、葉も大きくなるのが特徴です。

■花摘み
花首を摘み取ることです。咲き終わる前、早めに摘むほうが効果的です。ちなみに咲き始めたら枝も柔らかく手でも摘み取れます。
バラの切り戻し剪定(四季咲き性)

【一輪咲きタイプ】
花摘みする際に、葉を2〜3枚残し、丈夫そうな葉のすぐ上で剪定します。

【房咲きタイプ】
一輪ずつ花摘みをしてから、葉を2〜3枚残し、丈夫そうな葉のすぐ上で剪定します。
一番花を早めに摘むことによって、実をつける分の栄養を、新しい枝葉の成長に回せるのでより良い芽の展開が期待できます。花を長く楽しむためには、バラの負担をなるべく減らしてあげることが大切です。
春の植付け(秋の大苗も基本は一緒です)

鉢に用土を入れる。(スコップ2〜3杯程度)※今回の植え付けはスリット鉢使用のため鉢底石は使いません。

ポットから苗を抜き出し、根元を崩さないように丁寧に鉢に入れます。
根を崩さずそのまま!

接ぎ木の部分は埋めない!

苗を入れたら土を足します。鉢の「つぎ口」は埋めないくらいが目安です。水やりすると土の体積が減るので多めに入れます。

これくらいまで土を入れたらOK!鉢深さの10分の1ほど残します。

一番太い枝に支柱を立てて固定してあげてください。株元近くで固定するのがポイントですよ!

最後に、水を入れたら完成間近!この時、土の体積が減ることも覚えておいてください。

バラの夏のシュート(若枝)対策
5月に入り枝葉の成長が盛んになってくると「シュート」呼ばれる新芽が出てきます。この新芽が元気すぎると古い枝に十分な水分・栄養がいかなくなり枯れこんだり樹形が乱れる原因になりますので早め早めに剪定を行います。
元気すぎるサイドシュート
短めに切り詰め、形を修正します。
樹形を乱すサーベルシュート
根元から切り落とします
ふところ枝
枝が混み合う原因なので切り落とします。
※ふところ枝=木の内側に向かって伸びる枝
梅雨の時期の病害虫対策

水は乾いたらたっぷり与える
鉢植えも庭植えも「乾いたらたっぷり与える」を基本に、この時期は乾かしぎみに管理します。

早めの薬剤散布
早期発見・早期対策が大切です。こまめに観察しましょう。

ベニカXファインスプレー
スプレータイプでこまめな手入れが手軽に行える!
【対応病害虫】
・うどん粉病 ・アブラムシ
・黒星病 ・ハバチ
・ハダニ など
梅雨の前後で変わる夏の管理方法
梅雨時期のバラの様子と水やり
梅雨時期のバラは、日照不足と過剰な水分・栄養をたっぷり吸収して、ぷくぷくの水太り状態です。
梅雨明け後のバラの様子と水やり
梅雨明け後のバラは、強い日差しと気温上昇に伴い乾燥気味になります。葉も濃い緑色になっていき、枝も締まってシャープになります。
バラは「乾く」→「湿る」を繰り返すことによって、強く丈夫に育っていきます。それとは反対に、湿りっぱなしでは枝葉がフニャフニャに育ち、乾燥や病害虫に弱いバラになってしまいます。特に梅雨明けからは、高温と乾燥の厳しい季節が待っているため、過保護になりすぎて不必要に水を与えてしまっては「水太り」の弱いバラになってしまいます。 バラに限らず、基本的にどんな植物にも言えることですが、夏の時期は土の表面をこまめに観察し、乾いていたら株周りにたっぷりと水を与えるが基本です。
つるバラの剪定

フェンス仕立ての場合
①昨年から誘引している親枝を枝先から1/3程度元気なシュートの手前でバッサリ切り落とします。
②シュートが垂れて邪魔な場合、シュートが上向きになるように、ビニール紐で軽く縛って固定します。

このシュートを冬(12〜1月)に曲げてフェンスに沿わせて誘引します。
オベリスク仕立ての場合
①オベリスク全体の高さに対して、1/4〜1/3程度バッサリ切り落とします。そうすることで、株元や枝の途中から新しいシュートが伸びやすくなります。
②シュートが垂れて邪魔な場合、シュートが上向きになるように、ビニール紐で軽く縛って固定します。
こうすることで、オベリスク上部だけ元気なシュートが集中することが改善できます。放置すると、樹形を乱す元気なシュートばかりに花が集中し、全体の景観が崩れてしまいますので、しっかりと剪定を行いましょう。
アーチ仕立ての場合
①アーチの天井部(カーブしている部分)の枝をバッサリと切り落とします。そうすることで、株元と上部付近からシュートが伸びやすくなります。
②シュートが垂れて邪魔な場合、シュートが上向きになるように、ビニール紐で軽く縛って固定します。
こうすることで、アーチの内側にもしっかり日差しが入り、内側からも元気なシュートが伸びやすくなります。陰を作らないことが元気なシュートを作るコツです。
モッコウバラの剪定
白花の八重咲きは、秋から冬にかけて伸びたシュートを強めに切ったり、冬の時期の追肥が多かったりすると、来年の花付きが悪くなったりします。これは、元気すぎることが原因です。
それでも、樹形を抑えたい場合は、夏(7〜8月頃)にバッサリ切って小枝を増やしましょう。肥料は控えめに夏以降は剪定しないのがコツです。

モッコウバラは夏に切る!
①夏に剪定する(それ以外はしない)
②太いシュートは生垣の要領で、刈り込み、
小枝を増やすこと
③肥料を与えすぎないのがコツ
太い枝はバッサリ!小枝はそのまま!

白 モッコウバラ 八重
一面に咲き誇る多花性のつるバラです。トゲが少なく、病気にも強いので初心者にもオススメです。

黄 モッコウバラ 八重
白モッコウバラの色違い品種となります。剪定方法は基本的に一緒です。
バラの健康チェック:夏バテ編

真夏に健康な歯は「深緑色」です。
水切れしやすい真夏は、こまめに”葉色”をチェックしてあげましょう。健康的なバラ苗の葉は、夏に大人の葉に成長すると濃い緑色に変化します。病害虫への耐性も強まります。


葉が黄色や緑色の斑ら状態になっている
毎日のように高温、乾燥にさらされていた状態の葉。黄色っぽい葉や、枯れ葉が随所に目立ちます。秋に向けての生育状態が黄色信号状態で、夏バテ気味。
【対処法】
①液体肥料を増やす ②二重鉢にする

急激に下葉が黄色くなってきた
根っこが傷んでいる状態です。原因としては水きれ(1週間くらい前の)、植え替えによるダメージと、過度の施肥が考えられます。
【対処法】
①活性液を与える ②二重鉢にする
③半日陰の場所へ移動する
バラの夏越し!(鉢植え編)
①マルチングで鉢を二重にする

一回り大きな鉢を用意し、鉢底にココチップを敷きます。
スリット鉢以外で素焼き鉢などの場合は鉢底石を敷いて下さい。(鉢底の穴も確認)

鉢バラを①の鉢に入れます。
(この時点で二重鉢になります)

鉢と鉢の間にできたスペースに、新聞紙などを挟むと断熱効果がさらに高まります。たったこれだけの作業で夏越しへの期待が高まるのでぜひやってみてください。
②低木類やプランターを利用して陰を作る

鉢バラの周りに、暑さに強い草花やハーブ苗、野菜苗などの鉢を寄せてバラの鉢や株元を夏の強い日差しから守ります。
特にバラの鉢にハーブや宿根草などの一年草を植えて夏季限定の寄せ植えにしてもいいですね。
③上手に水やり

写真のように、株周りだけでなく鉢にも水をかけます。
こうすることで鉢バラ全体の温度を下がります。地面にもしっかり打ち水をしてあげましょう。

一度湿らせてからたっぷりと!
本当によく乾いてしまう夏場。そんな時は、2段階式の水やりが効果的。一度軽めに水をやり土の表面を湿らせてから、時間差でたっぷりと水をあげましょう。

バケツに水を張り、気泡が出なくなるまで10分程度鉢ごとに水に浸します。こうすることで次回から鉢土に水が浸み込みやすくなります。

やや強目の水流を利用して中耕を行います。水流で根がむき出しになったら、周囲の土を寄せてあげてください。
※夏ごろは地際ギリギリまで根が張り出しているので、中耕すると根を傷つけてしまう恐れがあります。
バラの夏越し!(地植え編)
①株元のみにたっぷりと!

地植えの水やりの基本は
「株元のみにたっぷり」です。
ジョウロやホースを使って、株まわりにだけしっかりと水を与えましょう。

典型的な間違った水やり方法。
広範囲に水を与えると庭や花壇全体の湿度が上がり、蒸し暑くなってしまいます。

盛り土をして植えている場合など、盛った部分に直射日光が当たり、土中に熱気がこもりやすくなりますので、広範囲な水やりは良いことはありません!
②低木類を利用して地面の高温化を防ぐ!

株の周囲に夏の暑さや、乾燥に強くてあまり樹高が伸びすぎない植物を植えてあげると、地面を冷やして高温化を防ぐ効果があります。
お庭の景観もぐっと良くなりますね。


ハマヒサカキ
毎年人気の生垣苗の定番種。潮風に強いので東京ディズニーランドにも多く用いられています。

お多福ナンテン
「難を転ずる」という語呂合わせから魔除けの木として信じられている縁起樹です。グランドカバーや庭木の下草、添景樹として風情をかもし出してくれます。洋風ガーデンにも良く合うカラーリーフです。

メギ
洋風に良く合う、グランドカバーです。色とりどりの葉色で花に勝るほど美しいカラーリーフです。コンパクトで鑑賞価値の高いのも、人気の理由です。


ローズマリー
言わずと知れた、香る低木の定番種。ハーブとして料理にも使える優れもの。どんな景観にもマッチします。

アシュガ
マット状に広がり、銅葉や斑入り葉がステキな低木樹。幻想的なお庭へ。

ミント
清涼感のある香りで飲料やお菓子などに利用されています。日陰にも強いので、バラとの相性も抜群!
四季咲き性バラの夏剪定
四季咲き性バラは夏剪定を行うと、秋の開花時期に花付きが良くなります。
(一季咲のバラは夏剪定を行いません)
■細い枝を切り落とす
■一枝に対しなるべく葉を3〜4枚残す。
■枯れ枝も同時に落とす。
※全体のバランスを2/3程度の扇型に整える。
■細い枝を切り落とす
■枝の先端を軽く切り戻し、なるべく樹形が整うように。
■枯れ枝も同時に落とす。
※枝や葉がなくならないように剪定は軽めで!
秋の大苗植付け(新苗と基本は同じ)


鉢に用土を入れる。(スコップ2〜3杯程度)※今回の植え付けはスリット鉢使用のため鉢底石は使いません。

ポットから苗を抜き出し、根を優しく解いたら八方に広げて植え付けます。
根を優しく広げて!

接ぎ木の部分は埋めない!

苗を入れたら土を足します。鉢の「つぎ口」は埋めないくらいが目安です。水やりすると土の体積が減るので多めに入れます。

これくらいまで土を入れたらOK!鉢深さの10分の1ほど残します。

一番太い枝に支柱を立てて固定してあげてください。株元近くで固定するのがポイントですよ!

最後に、水を入れたら完成間近!この時、土の体積が減ることも覚えておいてください。
つるバラの冬支度
枝を曲げる誘引作業は、なるべく12 月中に行いましょう。遅くとも2月上旬ごろまでなら、誘引作業が可能です。なぜその時期に行うのかというと、1つは寒くなればなるほど枝が硬くなり、木質化が進みます。そうなってしまうと、曲げる際に枝が折れてしまったりするからです。
①葉っぱを手でむしり取る

12月中は芽が膨らんでいないので、グローブをつけて一気に葉っぱをむしり取ることができます。葉っぱをむしって丸坊主にすると、枝が寒さを受けて休眠が始まります。さらに、日光がまんべなく当たるので、春先に一気に芽が吹き出し、花がたくさん咲きます。
②太い元気な枝に狙いを定める

①のところで、葉をむしり取ったら、次は枝の優先順位を決めます。イラストのように、太くて長く伸びた枝(若い枝)ほど、春になると元気な良い花を咲かせるので、良い枝です。逆に細くて短い枝はあまり花がつきません。覚えておきましょう!
優先順位を決めましょう!
①・・・太くてよい枝
②・・・短くて細い枝
③枝を水平に曲げる

■太くて長い枝(よい枝)を優先的にフェンスの中段から上段に誘引します。
■その後で、短い枝を空いたスペースに誘引していきます。
フェンスの広さ、大きさに応じて誘引していけばいいので、まずは先に太くて長い枝から曲げていきましょう。その後で、空いたスペースを有効に使って短い枝を曲げるだけ!誰でも簡単に面倒な誘引が簡単にできちゃいます。
誘引順位を決めましょう!
①・・太くて若い枝から優先的に誘引する
②・・曲げにくい下部を短くて細い枝で埋める

なるべく隙間を作ってあげる!
枝と枝の感覚が狭いと、春先に若い芽が伸びれきた時に日陰になりやすく、日照不足の原因になります。



つるヘルツアス(大輪CL)
つるバラでは珍しい大輪四季咲きバラ。赤のつるバラの中でも最高品種との呼び声も高いバラです。花もちが良い点も嬉しいですね。

つるミミエデン(中輪CL)
毎年大人気のミミエデンのつるタイプ。ミミエデンとにてますが、こちらの方が花付き、樹勢がよく、アーチに仕立てて楽しみたいバラの1つです。

モッコウバラ
根強い人気のオールドローズ。強健で樹勢も良いので、お庭で重宝するバラです。半常緑性なので、初心者に真っ先におすすめするバラの1つです。

つるアイスバーグ
人気のある白のつるバラの王道品種。病気にも強く、トゲも少ないので、初心者の方に特におすすめするバラです。

つるブルームーン
近年急激に人気が伸びてきたつるバラ。花色が独創的な点と、ラベンダーの香りがお庭全体を優しい雰囲気に!
もっと詳しい栽培カレンダーはPC版バラの育て方をご覧ください!
初めてのバラ栽培
植付け適期
【春の植付け】
最適時期3月~6月頃:暑くなる前が望ましい
【秋の植付け】
最適時期11月~2月頃:涼しくなってから
【冬の鉢増し】
最適時期1月~2月頃:芽が動き始める前に
春の植付け(秋の大苗も基本は同じ)

鉢に用土を入れる。(スコップ2〜3杯程度)※今回の植え付けはスリット鉢使用のため鉢底石は使いません。

ポットから苗を抜き出し、根元を崩さないように丁寧に鉢に入れます。
根を崩さずそのまま!

接ぎ木の部分は埋めない!

苗を入れたら土を足します。鉢の「つぎ口」は埋めないくらいが目安です。水やりすると土の体積が減るので多めに入れます。

これくらいまで土を入れたらOK!鉢深さの10分の1ほど残します。

一番太い枝に支柱を立てて固定してあげてください。株元近くで固定するのがポイントですよ!

最後に、水を入れたら完成間近!この時、土の体積が減ることも覚えておいてください。
秋の大苗植付け(新苗と基本は同じ)

ポットから苗を抜き出し、根を優しく解いたら八方に広げて植え付けます。
根を優しく広げて!
バラの鉢増し植替え
大きく成長したバラのために、根を整理し一回り大きな鉢に植え替えることを”鉢増し”と言います。
①葉は手で全てむしり取る。
②枝先から5cm程度で切り戻す。
※時期によっては蕾や新芽ごと切り戻す。
こうする事で、葉による水分の蒸散や新芽の生育を抑え、根をゆっくり休ませる事ができます。一緒に枯れ枝や成長不良の枝を整理するとなお良いでしょう。

株もとを持ちながら、鉢から株を抜きます。鉢底から出ている根はハサミで切ってもOKです。

根鉢の上から3cmの厚さで細根の塊ができやすいので、下から上へほぐし取ります。

根鉢の底のあたりにハサミで図のように切れ込みを入れて、手でむしり取りやすくすると良いです。

十文字形にハサミで切れ込みを入れたら、指を入れて、引き裂くように根底の根を割きます。

手でしっかり揉みほぐしながら、全体の1/3〜半分程度の根をほぐしてあげてください。優しくね️

長く伸びすぎている根や、傷んだ根をハサミで切って、根の長さを揃えてあげましょう。

一回り大きな鉢にネットと鉢底石をしき(スリット鉢なら不要)元肥入りの培養土を入れ、株を中央に置きます。

鉢縁の3〜4cmくらいまで培養土を足し、鉢を少し揺すりながら根の隙間にも土を入れ、しっかり水ぎめを。

株元や根のコブは取る!
根や株元にできるコブのほとんどは「癌腫病」というウィルス性の病気です。成長が衰得るのでコブをナイフなどで削り取るなどし、早めにコブを取り除きましょう。
どんな植物もそうですが、水やりの基本は
乾いたらたっぷりです。
①乾いたかどうか確認!

土の状態をよく観察して、本当に乾いているかどうかを確認します。一番確実なのは、土中に指や乾いた棒などをさして確認することです。
②与える時はたっぷりと!

水やりはメリハリが大切です。あげる時は、鉢底からこぼれるくらいしっかりとあげましょう。
③受け皿に水を残さない

根腐れやボウフラなどの害虫の発生の原因になります。ためずにこまめに捨ててください。

夏の水やりは2段階式!
本当によく乾いてしまう夏場。そんな時は、2段階式の水やりが効果的。一度軽めに水をやり土の表面を湿らせてから、時間差でたっぷりと水をあげましょう。

冬の水やりは控えめに!
寒い時期は植物も水をあまり必要としません。地植えや屋外の鉢には雨水だけで十分です。鉢植えの場合は、凍結防止のため午前中に行います。
■木を若返らせて寿命を延ばす
■高さや枝の数をコントロールして
樹形を整え花付きを良くする
■混みいった枝を取り除き、風通しを
良くし病害虫にかかりにくくする
木立バラの冬剪定

1月までにゆっくりと株元へと蓄えられた栄養分を凝縮してお休みに入ります。この時期は最も栄養分が株元に集まるので、バッサリ切って大丈夫!この時期に切ることによって、栄養がしっかりと枝先に行き渡り、元気な芽が吹き豪快に花を咲かせます。
なるべく全体的に日光が当たるように元気に伸びた枝を基準に全体の1/3〜2/3を目安に!

「良い芽」の少し上で剪定する感じです!
①全体は扇型に剪定
②樹形を乱す小枝
→ 短めに切り詰め、形を修正します。
③根元から出た太い枝
→ 少し深めに切り詰めます。
④爪楊枝より細い小枝
→ 根元から切り落とします。
⑤枯れた枝・黄色い枝・病気の枝・短い枝
根元から切り落とします
【ふところ枝(木の内側に向かって伸びる枝)】
枝が混み合う原因になるので切り落とします。
バラの夏のシュート(若枝)対策
5月に入り枝葉の成長が盛んになってくると「シュート」呼ばれる新芽が出てきます。この新芽が元気すぎると古い枝に十分な水分・栄養がいかなくなり枯れこんだり樹形が乱れる原因になりますので早め早めに剪定を行います。
元気すぎるサイドシュート
短めに切り詰め、形を修正します。
樹形を乱すサーベルシュート
根元から切り落とします
ふところ枝
枝が混み合う原因になるので切り落としていきます。
※ふところ枝=木の内側に向かって伸びる枝
四季咲き性バラの夏剪定
四季咲き性バラは夏剪定を行うと、秋の開花時期に花付きが良くなります。
(一季咲のバラは夏剪定を行いません)
■細い枝を切り落とす
■一枝に対しなるべく葉を3〜4枚残す。
■枯れ枝も同時に落とす。
※全体のバランスを2/3程度の扇型に整える。
■細い枝を切り落とす
■枝の先端を軽く切り戻し、なるべく樹形が整うように。
■枯れ枝も同時に落とす。
※枝や葉がなくならないように剪定は軽めで!
バラの病気や害虫などを予防したり、被害を拡大させないためには早期発見・早期対策が不可欠です。そこで大切になってくるのは、”こまめな観察”
被害が小さいうちに対策を取ることで、農薬の量を減らすことができ、大切なバラの負担も減らすことが出来ます。
農薬を使うときのポイント

使用説明書をよく読む!
薬剤は強力な殺菌剤・殺虫剤です。使用説明書をよく読み正しくお使いください。

薬剤は交互に使用する!
同じ種類の薬剤を使用していると、菌や虫に耐性がついてしまい、効果が出なくなります。複数の薬剤を交互に使用しましょう。

展着剤を使用する!
展着剤を使用すると、薬剤が植物や虫によく付着し、効果が高まります。
バラの異変Q&A
【原因・症状】
これは病気や栄養不足ではありません。日陰になりやすい内側の葉や下枝の葉は光合成の効率が悪いので、次第に黄色くなって落葉します。自然現象です。
【対処法】
放置しておくと、栄養が抜けていく黄色い葉は黒星病が出やすくなるので、取り除いてください。
【苗木部部室関連記事】
■バラの葉が黄色い原因と対策。
【原因・症状】
これは樹液が枝をつたって結晶化したものだと思います。気温が上がりはじめ根がたくさんの水分を吸っている春の時期は樹液が漏れ出し、枝に伝わって、結晶化して残ります。
【苗木部部室関連記事】
■バラの枝に白い粉が病気かな?
【原因・症状】
暖冬であったり、暖かな日が続いたりすると、バラが春と勘違いして芽吹いてしますことがあります。芽吹いてしまった葉は、取り除くとまた生えてしまうので無理に取り除く必要はありません。ぶり返した寒さで、新芽が枯れてしまうこともありますが、そうした新芽も新芽が生えそろう暖かな時期に取り除けば大丈夫です。
一方花芽ですが、季節外れの花を楽しみたい時はそのままに、株を休ませたい時は取り除くなど、お好みに合わせてお手入れしてください。果樹は寒い時期に花をつけても実が期待できないので取り除いた方が良いと思います。
【苗木部部室関連記事】
■冬に芽吹いたバラの対処法。
【原因・症状】
バラの夏バテ、高温障害とも言います。植物は日光を浴びて光合成をしていますが、葉内温度を下げるために葉からの水分蒸散も盛んになります。光合成による生産養分よりも、蒸散作用による養分消耗のほうが多くなるので、葉の色が薄くなり、色が抜けたりします。肥料で養分補給をしていても、間に合わないくらいです。
【対処法】
半日陰や日陰での栽培をすると、葉の色は濃くなります。応急処置ですが、液肥などを葉にかけてあげます。よく葉が茂っているようなら、色が抜け過ぎた葉は取ってしまってもいいです。
【苗木部部室関連記事】
■夏を越えたばらの葉色が悪い原因と対処方法
【原因・症状】
これは枝が黒くなっているのは品種の特性ですので、病気や枯れているわけではありません。ブルームーンや、マダムヴィオレ、ブルーバユーなど、青や青紫などパープルの花が咲く品種は1年目の枝に冬の寒さで枝に黒いシミが出たりします。
【苗木部部室関連記事】
■バラの枝が黒くなってきています。
【原因・症状】
バラは必ずかかるといってもいい病気、黒点病です。黒斑病・黒星病ともいいます。
葉に黒い斑点ができ、やがて葉が黄色くなって落葉します。若い枝には、黒いアトが残ることもあります。
土中にすむ黒点病の細菌が、雨や水かけで跳ね返り、下のほうの葉に引っ付いて感染するため、雨が続くと多発します。葉が減ると樹勢が落ちたり花が咲きにくくなります。
【主な発生時期】6月~7月、9月~11月頃
雨の多い時期に見かけます。8月ごろの高温期、温度の下がる11月以降は、発生しても広がる速度は遅いです。
【対処法】
見つけたらすぐ病気の葉を取り除き、対処薬剤を3日間隔くらいで3~4回ほどまきます。
※ 治まらずに全ての葉が落ちてしまったら、 枯れている、細い、小さい枝などを整理して、軽く切り戻します。地面に落ちた病気の葉も片付け、カリ肥料を多めに与えて予防すると効果的です。
※ 病気の葉を取り除いてから新芽が出たら、予防薬剤(下記予防薬品を参照ください。)を散布して再発を予防します。他にもマルチングを施し、水かけの際の菌の跳ね返りを予防したり、鉢植えなどの場合は雨のあたらない場所に避難させてやることも有効です。マルチング材は定期的に交換するとよいです。冬に落ち葉を片付ける際にでも、一緒に取り替えてあげます。ついでに地表を殺菌するのもよいでしょう。
・TPN水和剤(STダコニール1000)
・チオファネートメチル水和剤
(トップジンMゾル)
・トリホリン乳剤(STサプロール乳剤)
・ペルメトリン・ミクロブタニル
(ベニカXファインスプレー)
・マネージ乳剤
・その他殺菌剤
【原因・症状】
葉やつぼみ、新芽の一部が、うどんこのような白い粉をつけているのはこの病気。粉を吹いたように白くなったこれは、茎葉につくカビの一種です。新芽や蕾は萎縮してしまいますが、黒点病のように葉がぼろぼろ落ちることはありません。ただし、生育は著しく衰えますから放置してもいい事はありませんので、見つけたら取り除いてやってください。
【主な発生時期】4月~6月、9月~11月頃
昼夜間の温度差が大きいときによく発生します。そのためか夏場の高温期にはあまり見かけません。 多湿や、チッソ肥料の過多も一因であるようです。
【対処法】
見つけたらすぐ病気の葉を取り除き、対処薬剤を3日間隔くらいで3~4回ほどまきます。
※ 治まらずに全体にまんべんなく発生してしまったら、病変の葉を全部取り、風通しの悪くなりそうな込み合った枝などを整理して、対処薬剤をまいてやります。
※ 早く発見すれば発生後でも比較的治ります。他には、日当たりと風通しを良くして、夕方の水やりを控える、カリ肥料を多めにあげる‥‥という予防の方法もあります。
・TPN水和剤(STダコニール1000)
・トリホリン乳剤(STサプロール乳剤)
・ペルメトリン・ミクロブタニル
(ベニカXファインスプレー)
・炭酸水素カリウム(カリグリーン)
・その他殺菌剤
【原因・症状】
バラの株元や根っこにできるコブのほとんどは「癌腫病」というウィルス性の病気です。バラだけでなく、桜やリンゴ、藤などほとんどの植木に発生する病気です。発生する原因は根っこの傷口からウィルスが入ってコブが出来てしまいます。よほど弱った若い苗でなければ株が枯れてしまうことはめったにないのですが、病気なので放置しておくと栄養が奪われて、成長が衰えます。
【主な発生時期】通年
【対処法】
コブが大きく膨らんできたら 定期的に取り除いてやるだけ結構普通に育ちます。この病気で株が枯れてしまうことはめったにありませんので、 諦めずに、根気よくコブを取りつづけて育ててあげてください。コブをとった部分にマイシンSなどを塗ってあげると多少、効果が上がります。他には、「バクテローズを地面に散布する」「バクテローズに苗木の根を4時間浸す」などがあります。
・バクテローズ
・マイシンS
・その他殺菌剤
【原因・症状】
キャンカー(枝枯れ病)と呼ばれ病気です。紫褐色の斑点が現れ、表皮が白くカサカサになり、斑点の出た枝は陥没して最終的に枯れてしまいます。他には、蕾が開かなくなる、花弁に赤い斑点が現れる‥‥などの症状もあります。※参考画像はイメージです
【主な発生時期】通年
特に時期は決まっていません。剪定時の切り口、台風、霜害や凍害などによる傷みからの細菌の進入などが原因で、特に年数の経ったバラに多く起こるようです。また、チッソ系肥料が多い事も一因となるようですが‥‥バラの3大病(黒点、うどんこ、根頭がん腫)と比べれば、 あまり見かけない病気です。
【対処法】
発病した枝は見つけ次第取りのぞいて、切り口を殺菌剤などで消毒します。防除薬はボルドーが効果的です。
・ボルドー
・その他殺菌剤
【原因・症状】
灰色かび病(ボトリチス)という病気で、花弁に汚褐色の斑点が現れ、花が開かなくなり蕾なども咲かずに腐ってしまいます。開花前の蕾の表面を、灰色のカビが覆っていたらこの病気。白い花につきやすいようです。他には、蕾が開かなくなる、花弁に赤い斑点が現れる‥‥などの症状もあります。※参考画像はイメージです
【主な発生時期】梅雨・秋頃
開花期に長雨が続くと発生することがあります。高い湿度や、ムレが一因となるので、やはり風通しがよいと発生しにくいです。
バラの3大病(黒点、うどんこ、根頭がん腫)と比べれば、やはりこちらも、あまり見かけない病気です。
【対処法】
症状の見られる箇所(蕾や花弁)を片付けて地面に落ちないようにして、薬剤をまいてください。
※ 梅雨に入る前にダイセンやベンレートなどを週に2~3回散布しておくのも予防ですが何より蒸らさない、風通しをよくするのが一番です。湿度が高く気温の低い時期に発生するので、とにかく風通しをよくしてあげてください。
・TPN水和剤(STダコニール1000)
・ペルメトリン・ミクロブタニル
(ベニカXファインスプレー)
・炭酸水素カリウム(カリグリーン)
・ダイセン
・プラントバックス
・その他殺菌剤
【原因・症状】
ベト病と呼ばれる病気です。若い葉に紫褐色の斑点が出来たり、葉の裏面にも灰色のカビ状菌糸が現れて、ふやかしたようになり落葉します。また、茎にも細長く割れた斑があらわれ、ひどいと枯れてしまいます。
黒点病と同じく、あっという間に葉がなくなりますが、黒点病と比較すると、あまり見かけることのない病気です。
【主な発生時期】4月~6月、9月~11月頃
多湿で少し気温が低い、昼夜の温度差が激しい時期に発生します。風通しがよいと発生しにくいです。夜露が朝まで残るような気候や高い湿度、ムレが一因となるようです。
【対処法】
ムレが原因となりますので、風通しをよくして定期的に殺菌剤、サンボルドーなどを散布します。見つけたらすぐ病気の葉を取り除き、落葉もそのままにしないですぐ始末します。対応薬剤を3日間隔くらいで3~4回ほどまきます。
※ 治まらずに全ての葉が落ちてしまったら、枯れている、細い小さい枝などを整理して、軽く切り戻して追肥を与えます。地面に落ちた病気の葉も片付け、とにかくムレないようにすると効果的です。
病気の葉を取り除いてから新芽が出たら、対応薬剤を散布して再発を予防します。
・TPN水和剤(STダコニール1000)
・塩基性塩化銅(サンボルドー)
・マンネブ(マンネブダイセンM)水和剤
・その他殺菌剤
【原因・症状】
サビ病と呼ばれ、葉に小さないぼ状のものができ、やがて薄皮が破れ中からさびに似た粉が飛びます。バラ病の有名どころ(黒点、うどんこ、根頭がん腫)と比べれば、あまり頻繁に見られる病気ではないです。
【主な発生時期】4月~11月頃(梅雨・秋頃)
飛んできた胞子が、ムレた場所で増殖すると発症します。
【対処法】
症状の見られる部分を取り払い、薬剤をまいてください。サプロール乳剤が効果的です。
・トリホリン乳剤(STサプロール乳剤)
・チオファネートメチル水和剤
(トップジンMゾル)
・ペルメトリン・ミクロブタニル
(ベニカXファインスプレー)
・炭酸水素カリウム(カリグリーン)
・その他殺菌剤
【原因・症状】
野菜苗や果樹苗や庭木などでも、よく見かける小さな虫。黒点病に並ぶほどに、あらゆる植物に発生が多い困ったサンです。
緑や黒色の小さな虫が、若い葉の裏や蕾に群がって樹液を吸います。葉がしわしわになったりで、見栄えも悪くなりますし、酷いと生長も悪くなります。
排泄物が「すす病」の原因になり、「他のウィルス病」などを媒介し二次病害の原因にもなる上、アブラムシは短期間でよく増えるので、放っておくと大変です。
【主な発生時期】4月~11月頃
8月頃の暑い時期はあまり見られません。
【対処法】
なるべく早くに発見し、捕殺や薬剤散布などをします。
消毒散布後2日後くらいの朝、ホースの水圧で死骸は吹き飛ばします。
※ 春先は薬剤の抵抗が強く、効きにくいとも言われています。なるべく数が少ないうちに手で取ってしまってください。
・アセフェート・クロチアニジン
(オルトランDX)
・マラソン・MEP乳剤(スミソン乳剤)
・ペルメトリン・ミクロブタニル
(ベニカXファインスプレー)
・アセタミプリド(モスピラン液剤)
・ピリミホスメチル(アクテリック)乳剤
・プロチオホス(トクチオン)乳剤
・その他殺虫剤
【原因・症状】
写真の芋虫はチョウレンジバチの幼虫です。成虫が飛んできて幹に産卵し、幹の産卵痕は、縦にすっぱりと裂けてしまいます。痕は治りかけの傷のように、裂けたふちが盛り上がって見栄えが悪くなります。
孵化した幼虫は、旺盛な食欲であっという間に若い葉を食べてしまいます。しかも、1枚の葉に集団でとりつくので、大本の葉脈を残して食べつくしてしまうまでに、さほど時間がかからないです。
頭が黒やオレンジで、胴体の緑色の幼虫が、葉のふちについてモリモリ食べます‥‥(T△T)
【主な発生時期】4月~11月頃(早春~初夏・秋頃)
だいたい、春から秋にかけての期間に発生します。バラを育てたことのある方なら、おそらく一度は目にした事がある虫です。
【対処法】
成虫にも薬剤は効きますが、飛んでくるので完全に駆除するのが難しいです。
被害にあった葉は取り払い、幼虫は、見つけたら捕殺します。数が多いときには薬剤をまきます。
・アセフェート・クロチアニジン
(オルトランDX)
・ペルメトリン・ミクロブタニル
(ベニカXファインスプレー)
・ピリダフェンチオン(オフナック)乳剤
・その他殺虫剤
【原因・症状】
小型のアリほどの大きさ(3~5mm位)の、口が象の鼻のように伸びた甲虫、バラゾウムシが原因です。蕾や新芽が小さいうちに産卵して、産卵箇所より先が、ちりちりと黒く焦げたように枯れさせてしまいます。他には、長い口で汁を吸い、蕾がうなだれ枯れるなどの被害も出ます。
【主な発生時期】5月~6月頃・7月~10月頃
どこからか飛んできます。
【対処法】
小さいので難しいですが、可能であれば捕殺します。意外と増殖が早く、放っておくと増えますので早めに薬剤をまいてください。
また、しんなりした蕾や枯れた部分などを放置すると、それをエサに幼虫が育つので、速やかに除去しておくと予防になります。
・アセフェート・クロチアニジン
(オルトランDX)
・マラソン・MEP乳剤(スミソン乳剤)
・生薬のジックニーム
・その他殺虫剤
【原因・症状】
肉眼では見えにくいハダニと呼ばれる小さな虫が、葉の裏などに引っ付いて樹液を吸い、吸われた部分が白い斑点になり、葉が黄色くなったり、表面が白っぽいカスリ状になって落葉します。
他には、新芽がちぢれて大きくならなかったり、ダニの種類によってはクモの巣状になることもあります。
【主な発生時期】4月~11月頃
気温の低い時期は発生しにくいです。特に夏期の高温乾燥時の被害が目立ちます。
【対処法】
見つけたらすぐ症状の出た葉を取り除き、対応薬剤を3日間隔くらいで3~4回ほどまきます。
※ 治まらずに全ての葉が落ちてしまったら、症状の出ている葉を整理して、軽く切り戻して追肥を与えます。新芽が伸びてきたら薬剤を散布して、再発を予防します。
※ ダニは水が苦手。風通しがよく、定期的に葉が雨などで洗われるような場合はハダニはほとんど出ません。定期的にホースなどの水で勢いよく葉を洗い流す(葉水をかける)だけでずいぶん予防になります。やりすぎると蒸れるので、カビやアブラムシ発生の原因になります。ほどほどに!
※他には、「つるバラの場合は、枝固定の紐の内側で越冬しているときがあるので、『冬の剪定・誘引』の際に、紐を取り替えてしまう」「石灰硫黄合剤を、冬に幹のひだや根元に浸透させる」‥‥という予防法もあるようです。
・ビフェナゼート水和剤(ダニ太郎)
・エトキサゾール(バロックフロアブル)
・ペルメトリン・ミクロブタニル
(ベニカXファインスプレー)
・ケルセン
・粘着くん液剤
・フェンピロキシメート水和剤(ダニトロン フロアブル)
・酸化フェンブタスズ(オサダン)水和剤
・アミトラズ(ダニカット)乳剤
・石灰硫黄合剤(冬季、幹のひだや根元に浸透させるとよいです)
・ジックニーム
・その他ハダニ用薬剤
【原因・症状】
株元に木くずのようなもの(写真「上」参照)が出ていたら、カミキリムシがどこかにいます。あっという間にバラを枯らす恐ろしい害虫です。成虫は茎の皮や新芽を食べて、それより先を枯らしてしまいます。
幼虫はもっと酷く、幹や根の内部を食べながら3年目にさなぎになります。枝や幹の内部を食べ進んでいくため、その部分が空洞になり、それより先の部分は枯れます。ですから成虫よりも、幹に潜り込み中心をくりぬいてしまう幼虫のほうが厄介と言え、最悪、幹が折れてしまいます。
【主な発生時期】通年
幼虫は2~3年かけて育つので、発生時期は「通年」と考えてもらってもよいです。(新しく発生したものは8~9月に確認可能です)成虫は5~7月に多いので、捕殺するならこの時期です
【対処法】
成虫は、春過ぎ~初夏にかけて、発見しだい捕殺をするようにして、しばらく他の成虫が来ないかを警戒しておきます。株元に木くずのようなものが出ていたら、幼虫がいる可能性があります。
潜んでいると思われる穴(写真「下」参照)を探し、
1.針金などで中の幼虫を刺して、息の根を止める
2.穴に殺虫剤を(100倍程度に希釈して)スポイト注入&塞ぐ
3.穴に薬剤をスプレー&何かできっちり塞ぐ
4.穴を薬剤を染み込ませた綿などで塞ぐ
‥‥などして退治します。
もしもまだ株元に「おがくずのようなフン」が溜まっていたら要注意。失敗か、他にもいる可能性があるので、怪しい穴を探して上記の対処を行ってください。周囲などに、卵を産み付けそうな枯れ枝などがないか確認をし、掃除をしておくと予防になります。
万が一、残念ながら完全に枯死してしまった場合、新しい幼虫が発生しないうちに、速やかに片付けてあげてください
・ペルメトリン(キンチョールE)
・スミチオン乳剤
・アリアトールA
・その他殺虫剤
【原因・症状】
10~15mmのつやつやした虫が飛来して蕾や花弁を食い荒らします。花にもぐりこんで食い荒らすほか、葉や茎も食べます。(白や黄色の、明るい花色のものが被害を受けやすいとも言われます)幼虫は(路地ならさほど問題はないが)鉢栽培の場合、鉢の中で動き回り、根をかじって枯死させることがあります。
【主な発生時期】4月~11月頃(早春~初夏・秋頃)
幼虫は8~10月頃、成虫は5~9月頃に発生します。
【対処法】
■成虫の場合——
■発見しだい(もしくは誘引罠(市販/自主制作)を使って)、捕まえてとどめをさしてください。または薬剤を木とその周囲に散布して下さい。朝涼しい時間帯に株を揺すると寝ていたコガネムシが落ちますので、そいつを捕まえてとどめをさします。
■■幼虫の場合——
■鉢物で急速に生育が衰えた場合は、被害を受けていることがあるので、苗を抜き、食害されている場合は古土を捨てて新しい用土で植え込むようにしてやります。被害にあった苗が元気になるまでは、半日陰で管理するといいです。
※ 同じものを連続して散布すると、やはり抵抗力がついてしまうので、アブラムシ同様、薬剤は散布のたびに変えたほうが良いです。
※ 治まらずに全ての葉が落ちてしまったら、症状の出ている葉を整理して、軽く切り戻して追肥を与えます。新芽が伸びてきたら薬剤を散布して、再発を予防します。
ダニは水が苦手。風通しがよく、定期的に葉が雨などで洗われるような場合はハダニはほとんど出ません。定期的にホースなどの水で勢いよく葉を洗い流す(葉水をかける)だけでずいぶん予防になります。やりすぎると蒸れるので、カビやアブラムシ発生の原因になります。ほどほどに!
※他には、「つるバラの場合は、枝固定の紐の内側で越冬しているときがあるので、『冬の剪定・誘引』の際に、紐を取り替えてしまう」「石灰硫黄合剤を、冬に幹のひだや根元に浸透させる」‥‥という予防法もあるようです。
■幼虫——
・アセフェート・クロチアニジン
(オルトランDX)
・(ダイアジノン粒剤)
■成虫——
・ペルメトリン・ミクロブタニル
(ベニカXファインスプレー)
・その他殺虫剤
【原因・症状】
貝殻をかぶったような形(もしくは白い円形)の、平らな山のような何かが枝や幹についていたらこれです。枝や茎から汁を吸い、葉が黄色くなったり、株が弱り、酷いとそのまま枯死すこともあります。排泄物は「すす病」などの原因にもなります。
【主な発生時期】通年
風通しが悪いと多発するようです。
【対処法】
古い歯ブラシなどで削り落とすのが一番効果的です。枝に多くこびりついてしまった場合は、枝ごと取り払って燃すなどしてしまいます。
薬剤で駆除する場合、なるべく早い時期(4~6月は幼虫が動き回る時期)の薬剤散布をすすめます。(名の通り、貝殻のようなものや「まく」をかぶっているために、薬剤が効きにくくなっていますので、根気よく対処する必要があります)
※ ※ブラシなどで枝から削り落としたら、生きていけないのですが、まれにまた這い上がることもあります。滅多にありませんが、心配な場合は硬い地面で踏み潰したり、薬剤を浴びせかけるなどしてトドメをさしておいてください。
※ 風通しが悪いと発生するようなので、風通しを良くする為に、込み合った枝を片付けたり、もしくは冬期に石灰硫黄合剤、あるいはマシン油、乳剤などを散布すると、予防効果があります。
・ピリミホスメチル(アクテリック)乳剤
・マシン(マシン油エアゾル)油剤
・石灰硫黄合剤
・ベロニカDスプレー
【原因・症状】
小さいうちには昼間も活動しますが、大きくなると日中は「土の中」や「葉の裏」などに潜み、夜にこっそり出現して、葉を食べてしまいます。食べられている葉のある株の周囲、その葉の陰や、少し掘り起こして蛇やトカゲのような地味な色に、控えめな斑紋の入ったイモムシなどが転がり出たら、それがヨトウムシです。成長するにつれて、被害は拡大してしまいます。
【主な発生時期】5月~10月頃
【対処法】
小さいときには緑色で、集団で葉の裏などにいることがありますので、発見しだい捕殺する(葉ごと切り取ってしまう)とよいです。このときであれば、まだ薬剤も効果があります。葉に点々と穴が開いていたら、注意深く観察して見てください。
緑色ではなくなった「大きな幼虫」は、薬剤が効きにくい上、昼は隠れて夜間に現れるので、株元や葉の裏を見る、地面を軽く掘り起こすなどして探し、見つけたら速やかにトドメをさしてください。
・大きいものは捕殺します
・アセフェート・クロチアニジン
(オルトランDX)
・マラソン・MEP乳剤(スミソン乳剤)
・ペルメトリン・ミクロブタニル
(ベニカXファインスプレー)
・ピリミホスメチル(アクテリック)乳剤
・その他殺虫剤
【苗木部部室関連記事】
■バラの葉が部分的に白くなる原因〜夜盗虫
【原因・症状】
バラの葉が膨れて出来たコブはバラハタマバチの虫こぶです。中に卵があるか、幼虫がいると思います。葉の一部を変形させて虫癭を作り、葉の栄養を奪っていきます。
【対処法】
取り除いてあげてください。
【苗木部部室関連記事】
■バラの葉が膨れて出来たコブはバラハタマバチの虫こぶ



