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苗木部 はじめてのバラ栽培 1月の作業 ~目次~

 

はじめてのバラ栽培 1月編
はじめてのバラ栽培 2月編
はじめてのバラ栽培 4月編 はじめてのバラ栽培 5月編へ はじめてのバラ栽培 6月編
はじめてのバラ栽培 7月編 はじめてのバラ栽培 8月編へ

はじめてのバラ栽培 9月編へ

はじめてのバラ栽培 10月編 はじめてのバラ栽培 11月編
はじめてのバラ栽培 12月編



バラ栽培を安心してお楽しみいただくため、12ヶ月計画を立てよう!

まず最初の1月編では、「冬の植え替え」についてご紹介。 寒い冬より、春まで待ったほうが良い??って思われがちですが、実は植え替えに最適なのは「1月」なんです。 鉢植えで管理しているバラは休眠期であるこの季節がベスト! 冬だと葉っぱが無く、枝が見やすいため、枝の色と根を、より細かく観察することができます。 お庭のバラの現在の状態を見極め、最適な植え替えを行っていきましょう!

【1月のバラはどんなことに気をつけるの?】  
さて、1月頃のバラといえば、当然落葉しています。 (ただし、1月に購入した販売店などによっては、気候の影響などで落葉してきっていない場合などもあります) 葉っぱが付いていない「枝」だけの状態なんだから、何もしなくても良いよね!なんて思っていませんか?
実はバラたちは葉っぱをつけていない冬の時期にも観察してほしい部分があります。「枝」の状態を見て、その後の冬〜春にかけての管理方法や生育方法も変わってきますので、今月号ではそのあたりをじっくり解説していきます。

 












※上の写真の植え替えで花ひろばスリット鉢を使用しました。
花ひろばスリット鉢
(花ひろばスリット鉢のページはこちら
※上の写真の植え替えで花ひろばバラ土を使用しました。
バラの土
(バラの土のページはこちら)









はじめてのバラ栽培 1月編のポイント

冬のバラの植え替え時期と剪定時期について|基本はハサミを入れること!

冬バラの剪定時期については、いろんな資料やインターネットなどの情報により様々ですが、結論から言って1月でも2月でも間違いではありませんし、どちらで行っていただいても、きっと春に花は咲くでしょう。ただし、今月号でもご紹介したとおり、バラは「植え替え」にも相当な体力を消耗します。あと、剪定する際も、1月よりは2月頃のほうが切るポイントが見やすく、失敗しにくいものです。
体力を消耗するからこそ、剪定や植え替えなどは段階的に行うのが理想です。その際、株の体力をしっかり見極めるのも重要です。
あまりに元気が無いバラなら、その年の春開花は諦め、剪定して身軽にし、日陰に避難させてあげたり、活力剤を打って株の体力の回復に務めるのも得策です。あと、近年は暖冬も珍しくありません。このような季節だと、たとえ冬でも場合によってはバラたちが落葉しないことがあります。
これはすごく迷ってしまいますが、やはり冬に葉をつけているような場合は、枝や根っこ、株が元気な冬バラであっても、葉っぱを落としてあげましょう。手でむしり取っていただいても構いません。葉が無くなることで枝先の成長が止まり、本来の休眠が始まります。
そうすることで例えば2月に剪定を行う際も見やすくて剪定がしやすくなります。

 

はじめてのバラ栽培 1月編のまとめ


一般的に寒さが厳しい 1月。山で自生している木々も、すっかり落葉して、枝や枯れ葉の状態になる頃です。

一目で見て、季節を感じられる1月。

バラにスポットを当ててみても、赤く染まった葉は枝の上部に残すだけとなり、葉の落ちたところから、赤みのある枝や、

緑色の枝がのぞきます。こうなると、世に言う「休眠期」となり、バラたちも ほとんど活動をお休みしています。

この1月に、ご自宅のバラ苗の健康チェックをしっかり行い、ダメージがある、あるいは、疲れて調子の悪いバラは、

植え替えをしたりして、春以降の開花や生長に期待が持てるよう、いい眠りについてもらうために、

しっかり準備する 大切な期間。それが、1月のバラ栽培です。


バラの枝色をチェックする。→ 枝色に応じて、植え替え、剪定時期を見極める。→ 植え替えと、剪定時期をわける。→

弱っているバラは、鉢に植え替え、養生する。 → 根が弱っている場合は、根力の回復に努める (活力剤などを使う) →

バラ栽培において、大事なことは、秋からたっぷり日光を浴びている点と、

水はけが良いかどうかという点枝の色は赤が一番良いという点




【バラ栽培1月編 重要キーワード】 植え替え,剪定,健康チェック,枝の色、日照条件,





バラの株元や根っこにできるコブのほとんどは「癌腫病」というウィルス性の病気です。バラだけでなく、桜やリンゴ、藤などほとんどの植木に発生する病気です。発生する原因は根っこの傷口からウィルスが入ってコブが出来てしまいます。

病気なので放置しておくと栄養が奪われて、成長が衰えます。対策としてはコブをナイフなどで削り取るなどし、早めにコブを取り除きましょう。繰り返しコブができることもありますが、次第にコブが出なくなることもあります。ウィルス性の病気なので薬剤での完治が難しいことから、見つけ次第株ごと焼却処分しましょうなどと記述されている書籍もありますが、そんなことはありません。

よほど弱ったひわひわの若い苗でなければ株が枯れてしまうことはめったになく、癌腫が出来たままでも花を咲かせる木も多いと書いてある本もあります。サクランボなどでは「樹勢を早く落ち着かせるため癌腫病があったほうが良い」と言う生産者もいるほどです。
でも、バラの場合は見つけ次第コブを取り除く方が良いです。そして、鉢植えに戻して再発しなくなるまで養生すると良いでしょう。

カイガラムシについてはこちらもご欄ください。

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