アカシアで最も美しい大輪花。花には香りがあります。
アカシア スペクタビリスは春には香りのある大輪の花をたくさん咲かせ、アカシアの中で1、2を争う花の美しい品種です。ミモザの1.5倍はある大きな花を枝が枝垂れるほどたくさん咲かせます。丸みを帯びた葉が揺れる姿も美しいです。
成長は早いのでシンボルツリーにもおすすめ。大きなスタンド形(丸い形)の樹形に育てると、花をいっそう美しく見えてくれます。
寿命がやや短いので、肥料は控えめにして剪定をして木を若く保ちたいです。成長をコントロールする時は切りつめと枝抜きをバランス良く定期的にしますする。全体を30~50%まで減らすようにするのが目安です。
アカシアはマメ科アカシア属の総称です。1,000を超える品種があり、その多くがオーストラリア原産とされています。ミモザと呼ばれることもありますが、これはミモザ(オジギソウ)に似たアカシアを「ミモザアカシア」と呼んでいた名残で、本来は全く別の植物のことです。アカシアの品種は多いため、実際にはオジギソウの葉とは似ていない葉を持つ品種もたくさんあります。さらに紛らわしいことにニセアカシアと呼ばれる品種もあり、こちらはアカシア蜂蜜の蜜源植物です。花の形も開花時期も異なる全く別の植物です。
春になると黄色のポンポン状の花をたくさん咲かせ、とっても綺麗です。春を告げる花としてヨーロッパでは非常に人気があります。