数が少なく絶滅が心配されている滅多に出逢えない希少なツツジ
落葉性のハヤトミツバツツジは九州の鹿児島辺りの自生種で、今はほとんど見られない絶滅の危機が迫っている、そんな落葉性のツツジです。
希少価値の高いこのハヤトミツバツツジを生産農家さんが丹精込めて育ててあげました。
ミツバツツジの中でも最も早く、2月下旬から3月に花が咲く希少品種です。新葉が出る前の葉がない枝先に薄赤紫の花をたくさん咲かせます。
花の直径は3~4cmで枝先に1~3個つきます。紅紫色花は冬枯れの景色の中でひときわ目を引きます。
葉は丸みを帯びたひし形で先が尖り、枝の先端に3個が輪生状につき光沢があります。
和風庭園だけでなく洋風庭園でも良く合い、刈り込んで樹形を仕立てたり、生垣に用いたりと用途は多様。
根鉢も大きく、株もしっかりとしているので、今後の生長も開花も楽しみなツツジ。
ぜひ皆さんのお庭で、この希少な落葉性ツツジ「ハヤトミツバツツジ」の春の知らせを楽しみませんか?
ツツジは花姿もあでやかで和風庭園だけでなく、洋風庭園でも良く合います。強健な性質で植木の下草やグランドカバーとして、刈り込んで樹形を仕立てたり、生垣に用いたりと用途は多様です。ツツジやサツキは連作障害(同じツツジ科が植えてある場所にまた同じツツジ科の植物を植えると生育が悪くなること)が出やすい性質ですので、枯れた個所の植え増しする際は土壌入れ替えなどして、土づくりをしっかりとしてください。
ミツバツツジは葉が三つ葉の落葉性ツツジ。葉より先に花が咲き、豪華な姿が楽しめます。秋にはオレンジや真っ赤に紅葉します。