一目見て違いがわかる果実の大きさ。大粒の甘いライチの皇帝。
タイ語で皇帝の意味を持つ「ジャカパット」。一般的なライチよりも一回り程大きく、食べ応えのあるライチです。非常に美味しく大きな果実の品種です。大きい実の割りにタネは小さいので食べやすい。皮を剥いたら果汁が滴り落ちそうな程ジューシーで、甘さと酸味が絶妙。食べたらやみつきになる事間違いなし(?)。日持ちしないので、完熟の取れたて果実はとても貴重。贅沢です。(未熟な果実には「ヒポグリシン」という毒素が多く含まれておりますので、ご注意ください。)
大きな果実が魅力ですが、欠点があります。流通が少なく、苗木はめったに入荷しません!(枯らさないように大事に育てましょう!)また、隔年結果しやすいいのと、1本の成木で20~40個くらいの収量で収穫はやや少ないかな。でも、それだけ果実は珍品です。
日本ではライチの名前でおなじみの熱帯の果物で、楊貴妃が愛したフルーツとしても有名です。うろこ状の硬い皮におおわれていますが、皮をむくと白色半透明で非常になめらかな柔らかい果肉が現れます。個性的な香りをもち、甘みや酸味のバランスは絶妙で、とてもジューシーな果実です。
自生地での実生では高さ10~20メートルになる常緑高木です。鉢植えでは樹高1.5メートル前後で管理できます。