大実で酸味が少なく糖度10度と高いとてもおいしい品種。
白桃(しろもも)はピンク色の果皮の珍しい山桃で、江戸時代から伝わる幻の白い山桃。しろももとは言えど、果実がピンクです。大実で酸味が少なく、糖度も高い品種です。樹勢が強く、病害虫にも強いので、初めてのかたにもおすすめの果樹です。
ヤマモモ全般の特徴
山桃(やまもも)は潮風や公害に強く、病害虫もほとんどつかない丈夫な植物です。根に根粒菌が共生するおかげで窒素分を自給自足するため、肥料要らずでやせ地でも育ちます。植え付け後はほとんど手入れは必要ありません。病害虫に強いので庭木や街路樹、公園樹としても人気です。赤い果実が落果して地面を汚すのを嫌うため、街路樹や学校などに植えられているのはほとんどがオスのヤマモモです。ヤマモモの果実はメスにしかつきませんが、オスの花粉は数キロ飛散します。結構近所にヤマモモが植えられているので、メスだけ植えてあればたいてい自然受粉で実がつきます。
幼木期は寒さが苦手ですが、成木では比較的寒さには強く、仙台市や弘前市でも植栽されています。
雌雄異株でメスにしか果実はなりません。