四季咲きツルバラ。ポンポネッラ。病気に強く育てやすい品種です。
人気のつるバラ、ポンポネッラはアンジェラの花を小さめにしてコロコロころがしたような花です。濃桃色のディープカップのころころと丸い蕾は、抱え咲きになって10~15輪の房になります。その花形は丸弁カップ咲きで大変可愛らしく、ノスタルジックな雰囲気のバラです。花もちもよいです。葉は深い緑の照葉も花を引き立てます。繰り返し咲く性質もよく、アーチやポールなどいろいろに仕立てて楽しめます。わずかですが、リンゴのようなさわやかでフルーティーな香りがします。
黒点病に強い強健品種です。うどん粉病に強い。枝は太くゆっくりと育ちます。
作出者ではフロリダローズに分類されていますが、フェンスやアーチに仕立てて、つるバラとして利用しやすいです。木立ち仕立てでまっすぐに伸ばしてもいい感じです。
2006年 ADR受賞
シュラブローズはブッシュローズ(木立バラ)とクライミングローズ(つるバラ)の中間的な樹形で、やや高性になるものや半つる性になるものです。鉢植えや花壇、オベリスクなど使い勝手が良いので、用途やシーンを選ばずに用いやすい品種が多いです。
シュラブローズは冬に強い剪定をして木立ちにしてもいいし、トレリスとかオベリスクに誘引しても楽しめます。どっちかといえば、トレリスやオベリスクに誘引して大きくした方が、たくさん花が咲くボリュームがある鉢植えで楽しめます。ベランダで楽しめるつるばらと言う感じです。