植え方・用土
基本的には日当りの良い場所で管理してあげてください。鉢植えは赤玉土(中粒・小粒)6:
腐葉土4の割合で混ぜた用土で植え付けてください。
花ひろば培養土でもO.Kです。地植えの場合は花ひろば
堆肥で植えるのをおすすめします。アルカリ性土壌を好みますので、植え付け時に 苦土石灰を1平米につき100gくら混ぜておくとよいです。
球根を湿らせてから植えます。水を吸って膨らんだものを植えるほうが失敗が少ないです。鉢植えは球根の先端が隠れる程度の深さ、庭植えはさらに厚さ2cm程度、土で覆います。植え付け間隔は鉢植えでは5~10cm間隔。5号鉢(直径15cm)で7球程度、
庭植えなら10cm~15cm間隔で植え付けます。つめ気味に植えた方が花が咲いたとき見栄えがします。数年間植えっぱなしにするなら、球根がふえることを考えてやや広めに間隔を取ります。
環境が合えば、年々球根が増えて花もたくさん咲くようになって楽しいです。
植え付け時期は10月上旬~12月下旬です。葉がだらだら伸びてしまうのがイヤな場合は、植え付ける時期を遅めにずらします(10月下旬から11月初旬)。低温で葉があまり伸びず、その状態で花を付けます。ただし、あまり遅らせると球根の生長が良くないので気をつけましょう。また、植えっぱなしの球根は秋早くから成長を開始して、冬までに葉がのびてしまうことがよくあります。
水やり
発芽してからは十分に水やりをしてください。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。開花中は水切れに注意です。夏前に葉が黄色く枯れてきて休眠に入ったら、水やりは要りません。
肥料のやり方
肥料は球根を植え付ける際にゆっくり効く粒状の肥料を土に混ぜ込んでおきます。花後、球根を太らせるために
化成肥料を適量株元にばらまくか、葉っぱの先が枯れ始める頃まで、
液体肥料を10日に1回程度与えます。
剪定方法
夏から秋は適時切り戻してください。
その他豆知識
どても丈夫な品種です。世話の焼きすぎに注意してください。
病害虫の予防法
ほとんど病害虫の被害はないですが、まれに白絹病の被害が見られます。土の中に潜む菌が原因でこの病気にかかると株元に白い菌糸が発生し株を枯らします。被害にあった株はすぐに抜き取ります。