ポポー最大級の大きさ!?今、話題沸騰中のポポーの木!
このミッチェルはなんといっても果実の大きさが特徴で、最大約450gにもなるイリノイ州原産の晩生品種です。
摘果をうまく行えば、平均して450g前後の実を収穫することができますよ。
その果肉は、とても甘味が強く、バナナのような風味とバターのようなクリーミーさを持ち合わせた味わいをしており、種も少ないため非常に食べやすくなっています。
南国フルーツ特有の芳醇な香りがあり、色見も鮮やかな黄色でたいへん希少価値の高い果物なので、ぜひご家庭でも栽培してみてくださいね。
昔懐かしいポポーの木
「昔、家に植わっていた」と言われる方も多いのに、傷みが早いので市場に出回らないことからか、意外となじみが薄い熱帯果樹のような落葉樹です。知っている方には懐かしい甘い果実。「カスタードアップル」「森のミルク」などとも呼ばれるポポーは、明治時代に日本へやってきました。アケビに似た柿にも似ているからか、アケビ柿と呼ばれています。
独特の濃厚な香りと味で養成満点!バナナとプリンを足して割ったような不思議な味は、一度食べたらクセになります。果実にはビタミンCを多く含み、マグネシウム、鉄、銅、マンガン、カリウム、カルシウム、リン、亜鉛なども含有しています。
果実は完熟すると木から自然に落下し、そのころがちょうどベストな食べごろです。収穫後2~3日追熟させると香りが強くなります。熟した果肉は淡い黄色で甘みが強いです。
開花時期は5月。エキゾチックは花をお楽しみください。めしべが熟した後でおしべが成熟してくるので受粉不良になりやすいのが欠点。異品種混植や複数本育てると受粉の確率があがり豊産になります。
病害虫に強く、耐寒性のあるので、北海道でも栽培が可能です。