
デビッドCHオースチン氏により作出され、デビッド・オースチン・ロージズ社が「イングリッシュローズ」というブランド名で販売している、今世界で注目されているバラ達です。オールドローズの可憐な魅力と香り、モダンローズの豊富な色と四季咲き性、両方の良さを併せ持つのが魅力で、「花の美しさ」「丈夫さ」「葉の美しさ」「香り」「樹形」など数多くの基準をクリアしていないと発売されません。
イングリッシュローズ。デビッドオースチン社のバラは新苗は生産がありません。
イングリッシュ・ローズ
バラ|ストロベリー ヒル 大苗

暖かな色味のピンクのバラ
ストロベリー・ヒルは素晴らしいピュア・ローズピンクの花色が楽しめます。カップがかったロゼット咲きになる品種。外弁に行くほどに、花弁は色が薄くなり、レモンの香が少しのった、典型的なミルラ系の良い香りがします。樹勢が強くで奔放なシュラブを形成しますので、ボーダーの後方や、シュラブ・ローズのボーダーに適しています。
品種名はホレス・ウォーポール氏によって建築されたトウィッケンナムにあるゴシック建築の家の名前にちなみます。家と庭は現在リニューアルされています。
シュラブローズはブッシュローズ(木立バラ)とクライミングローズ(つるバラ)の中間的な樹形で、やや高性になるものや半つる性になるものです。鉢植えや花壇、オベリスクなど使い勝手が良いので、用途やシーンを選ばずに用いやすい品種が多いです。
シュラブローズは冬に強い剪定をして木立ちにしてもいいし、トレリスとかオベリスクに誘引しても楽しめます。どっちかといえば、トレリスやオベリスクに誘引して大きくした方が、たくさん花が咲くボリュームがある鉢植えで楽しめます。ベランダで楽しめるつるばらと言う感じです。
“ストロベリー ヒル”の特徴
学名
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Rosaceae Rosa"Strawberry Hill" バラ科 バラ属
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作出年・作出者
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2006年 (イギリス・デビッド・オースチン・ロージズ株式会社)
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交配親
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実生×実生
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開花時期
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5~11月 (繰り返し咲き)
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花色・大きさ・花形
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サーモンピンク・中輪咲き(8cm位)・ロゼット咲き
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香りの強さ
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強香 ミルラ
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最終樹高
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地植え:1.5m ~ 2m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性落葉低木)
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最終葉張り
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シュラブ / 半つる性
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栽培用途
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花壇、鉢植え、フェンス、アーチ、オベリスク、ポールなど
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植栽適地
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日本全国
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育てやすさ
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★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、 耐寒性普通、耐暑性強い
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耐病害虫性
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耐病性:とても強い 害虫:普通につく
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芽吹き時期
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4月頃
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トゲの大きさ
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1cm
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花言葉
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愛、美
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