白根葵(シラネアオイ)の育て方
日当り・用土
1年を通して明るい日陰を好みます。強い日ざしでは葉焼けを起こすこともあります。蒸れに弱いという特徴もあります。風通しの良い明るい半日陰で管理しましょう。庭植えの場合は、午後には日陰になる大きな木の陰か落葉樹の下が望ましいでしょう。夏は一日中日陰になる場所が良いでしょう。
用土は、排水性と通気性が良い土を使うようにしましょう。鉢植えの場合は、山野草の培養土を利用するのもよいでしょう。
植え付け時期
3月の芽出しのころまでに、地下茎を傷めないように植えつけます。
水やり・肥料
乾燥と加湿を嫌います。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
地植えも乾くようならしっかり水を与えるようにします。水の与えすぎにも注意してください。
肥料は春に芽が出はじめた頃と花が咲き終わった後に
化成肥料などを与えます。
併せて
液肥を月に2回ほど水やり代わりに与えます。
管理方法
土が凍ると枯れる原因になりますので注意しましょう。庭植えしている場合、腐葉土を上からかぶせて防寒するようにしてください。鉢植えは、鉢土が凍らない場所へ移動します。
夏は湿気が多くなり、山野草にとっては苦手な時期です。日ざしが強く当たらないようにします。遮光対策、マルチング対策を行い夏越しをしてください。
病害虫について
ナメクジ、ヨトウムシによる葉の食害、ネグサレセンチュウによる根腐れに注意しましょう。
ダンゴムシやヤスデも発生しやすいです。