こちらの予約商品のお届け時期は11月~12月頃になります。
甘夏(あまなつ)
夏みかんといえばこれ!
ビタミンCがとっても多いです
庭植えでもおしゃれ
幸運をもたらす縁起木。
庭に植えると「代々(橙)家が栄える」と言われる、縁起の良い柑橘果樹。
常緑樹で花は美しく芳香があります。一家に1本あると重宝しますよ!
爽やかな甘酸っぱさが魅力♪
あまなつ(甘夏)はスッキリとした甘さと爽やかな風味は初夏の果物として根強い人気があります。なつみかんに比べて酸味が少なく食べやすいのが特徴です。香りがよく甘みの中に酸味があり、また果汁が多く、酸の抜けがなつみかんより優秀です。プチプチとした果肉の食感が楽しめる柑橘です。
外皮はかためで厚く、じょうのう膜も厚いので、ナイフなどで浅く切り込みを入れてからむくとよいでしょう。
皮はマーマレードにしても美味しいです。
耐寒性はみかんよりやや弱いですが、手入れはほとんどかからず育てやすいです。庭木としても人気があります。
※ナツミカンと甘夏は別品種です。もともとのなつみかんは酸が強すぎるため、昭和40年代から順次甘夏に作付け変更されていきました。最近はナツミカンは苗木も果実もほとんど流通しておりませんが、時々甘夏のことをナツミカンという名で流通しております。なので、夏みかんといえばこの甘夏のことをを指します。
別名:甘夏柑(あまなつかん)、川野夏橙(かわのなつだいだい)
一本でも実がつく品種が多いのが嬉しい柑橘類。お庭に一本カンキツの木があるだけで、家庭果樹の楽しみを満喫できます。初夏に咲く可愛らしい白い花や甘い香りも素敵です。
苗木は定期的に殺虫剤などの農薬散布をしております。
柑橘 甘夏みかんの特徴
学名
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Citrus natsudaidai ミカン科 ミカン属
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別名
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川野夏ダイダイ
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作出年・作出者
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1935年 (大分県津久見市・・川野豊)
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交配親
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なつみかんの枝代わり
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開花時期
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5月上旬~中旬
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花色・大きさ・花形
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白・小輪咲き(2.5cm位)・一重
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香りの強さ
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★★★★★ 強香 甘い
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収穫時期
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12月下旬~1月頃
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果実の大きさ
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★★★☆☆ 中大果 300~500g 豊産性あり
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甘さ
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★★★☆☆ 平均糖度:10~13度
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果実の用途
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生食
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結果年数
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3~5年
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自家結実性
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1本でなる(花粉が多い。)
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最終樹高
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地植え:2m ~ 4m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑高木)
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最終葉張り
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2m ~ 3m
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栽培用途
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果樹畑、花壇、鉢植え(7号鉢以上)、庭木、記念樹
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植栽適地
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関東~九州
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育てやすさ
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★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた、 豊産性あり、耐寒性普通(-5度)、耐暑性強い
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耐病害虫性
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耐病性:強い 害虫:普通
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芽吹き時期
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4月頃
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トゲの大きさ
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なし
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花言葉
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相思相愛
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植え方・用土
3~4月ごろが植え付け適期です。暖地で2年生以上の苗は冬の植え付けも可能です。
鉢植えは年中植え替えできます。
冬の北風の当たらない、日当たりの良い場所が栽培適地です。日当たりが良いと果実がおいしくなります。 鉢植えの場合でも、冬の寒風をよけれる場所で管理してください。
品種によって差がありますが、冬の寒さが苦手です。関東以南では露地栽培が十分可能ですが、寒がる場所に植えるときは株周りを敷き藁やバークチップ等で覆うマルチングをし、霜よけと雑草よけをすることをお勧めします。
水はけの良い、肥沃な土を好みます。よほどやせた土壌でない限り、花が咲き始めるまでは肥料は控えめがいいです。地植えの場合は堆肥「
極み」を1袋、鉢植えでは、
みかんの土(肥料入り)を使って植えると簡単手軽&最高です!
春の植え付け方法
3~4月ごろが植え付け適期です。葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根鉢はほぐさないで植えてください。
夏の植え付け方法
根をほぐさずに植えます。秋の彼岸までは雨が降らないときは水切れに注意です。
秋の植え付け方法
暖地では植え付け適期です。まだ暑い時期は根をほぐさずに植え、気温が下がっている時期なら根を広げて植えます。根がほぐれないときは無理にほぐさず植えます。
冬の植え付け方法
冬の最低気温が-5度以下になる地域や1年生果樹は春植えをおすすめします。植え方は秋の植え方と同じです。
水やり
地植えした場合は雨が当たる場所では水やりは雨に任せ、よほど雨が降らないときだけ土が乾いたら与えます。
鉢植えでは土が良く乾いたら水をたっぷり鉢底から流れ出るくらい与えます。土が乾いていなければ与えません。
肥料のやり方
肥料は花がつき始めてから与え始め、収穫量に応じて少しずつ量を増やしていきます。おすすめの有機肥料は
みかんの肥料です。3月上旬と7月上旬に追肥として速効性の
化成肥料(元気玉)を与えます。12月頃に寒肥として有機肥料の
みかんの肥料を与えます。
肥料を与えなくても育つことは育ちますが、隔年結果になりやすいです。
花芽の付き方
柑橘類は前年に伸びた新しい枝の先端部の葉脇に花芽を含んだ混合芽が1~2月にできます。
前年に実をつけた新梢には花芽ができず発育枝だけが伸びますが、翌年の果実をつける結果母枝になります。
剪定方法
枝を広げるように意識して樹形を作ると日あたりもよくおいしい果実が増えます。
1年生のは将来の成長と樹形作りのために主幹を地際から30~40cmの高さで切り戻して植えます。
春に伸び止まった枝は枝先を切り、春に夏まで伸び続けた枝は春に伸びたあたりか夏枝の中間まで切り詰めます。
寒い時期の剪定は控えます。
その他栽培や性質の注意点
枝葉が込み合い風通しが悪いと病害虫が出やすくなるので、茂りすぎないよう間引くことと、こまめに観察して発見しだい駆除してください。
その他豆知識
秋から6月頃まで販売しております苗木は、冬の低温時期は休眠期になり、ほとんど生長がありません。1~3月頃の苗木は冬の寒さで葉が黄色くなったり、徐々に落葉します。
春になってから新芽を出すために、古くなった葉を樹が自ら落としす生理現象です。
葉がすべて落ちても株に力があれば、芽吹き育ちます。葉が少ないときは水は控えめに管理し、土が乾いてからたっぷり与えます。
病害虫の予防法
3~4月頃の新芽時はアブラムシがつくことがあります。通年、ハダニやカイガラムシ(ロウムシ)、ハモグリバエの幼虫、アゲハチョウがつくことがあります。
育て方のまとめ
おいしい果実を増やすコツは、春から秋にハダニやアゲハチョウ、ハモグリバエなどに葉を食害されないようにして葉を多くすること。
日あたりによく当てて養分を蓄積させること。
柑橘類は成り年と不成り年を交互に繰り返すいわゆる隔年結果しやすいです。なり年は強めに切り戻し結果母枝の発生を促し、不成り年は剪定しないか間引く程度にして花芽を確保しておくと良いです。
増やし方
苗木は接木で増やします。