月刊|花ひろば

花ひろばオンラインがご案内する「月刊 ウェブマガジン」です。
第4回目の「5月号」は、ズバリ!「バラ」でしょう!5月はバラが
一番活躍する季節!そこで、今月号はバラの特別号をお送りいたします。
※写真のバラはドイツ|コルデス社作出の「ユリイカ」です。

② ピエールドゥロンサール|つるバラ

言わずと知れた世界一愛されるツルバラ。世界ばら会連合バラの栄誉殿堂入りした、名誉あるバラです。基本的に花は一季咲きだと思ってください。他のバラよりも開花が遅い分、バラの花を見慣れ、バラへの感動に慣れてきたころに咲いてくるため、改めてバラの良さを再確認できるほど美しいバラです。鉢で楽しんでも良いですし、アーチやフェンスに這わせても楽しめるバラ。

Next

③ グラハム・トーマス|English Rose

大輪イングリッシュローズの代名詞的なバラ。黄色いの優しくて雄大な花は四季咲き性も強く、秋にも花が楽しめます。イングリッシュローズ特有のシュラブ樹形なので、生垣にしてローズヘッジとして楽しんだり、他の低木類や宿根草と共有させても面白いバラです。
もちろん、地植えでは無く、コンパクトに剪定して鉢植えとしても楽しめるバラです。

Next

④ ナエマ|Delbard Rose

デルバールローズの代名詞的なバラ。エレガントなティーカップ咲きの花は甘い香りを放ちます。四季咲き性も強く、初心者から玄人まで楽しめる完成度の高いバラ。こちらもシュラブローズなのでフェンスに絡ませたり、ローズヘッジにして低木樹やミントなどと共演させてもオシャレなバラです。

Next

⑤ その他の美しいバラたち

たくさんあるバラの中から、今月号に紹介するバラを選ぶのに大変苦労しました (笑)
5月はバラの最盛期で蕾や花が次々と上がってきます。当店でも約1000種類ほどバラ苗を取り扱っておりますが、
いったいどれを選んでいいのか悩んでしまいます?そんなときは、「花色」でバラを選びましょう!


⑥ 店長から5月の栽培管理について

今月号は「バラ特集」ということで、あまり知られていない5月のバラ栽培管理について

春の開花だけで満足してない?5月は次に備えるのも大事?の巻


※クリックすると画像を拡大表示します。


5月は春のバラがたくさん開花する時期。冬の間、この感動 (春の開花)のために手かけてきた苦労が実を結ぶ時期でもあります。しかし!!忘れてはいけません!!バラは「春だけ開花するわけじゃない」ということを!春の時期はバラ苗たちの活動も活発で、生育も旺盛です。花後の剪定をしたり、花摘みをしても、次々と枝が伸びて蕾がついてきます。

さて、ここで注意が必要なのは、「今、育てているバラたちが弱っていないかどうか」ということ。バラにとって「開花」は非常に体力を消耗する活動です。春の間にたくさん花を咲かせすぎたバラたちは、かなり弱っています。当然、そのまま放っておくと、夏越しにも影響しますし、秋の開花にも影響してしまいます。

花摘みと摘蕾は夏の終わり頃まで繰り返し行おう!


春の開花だけで満足していてはいけませんよ!四季咲き性の強いバラは秋にも花が上がってきます。そこで、秋のバラを楽しむためのひと工夫として、花摘みと摘蕾を繰り返し行います。メリットとしては、新しい枝が出やすくなるのと、葉っぱも大きく成長しやすくなります。また、開花後に弱ったバラは摘蕾することで株の体力を回復させる効果があります。


花摘みは花首からしっかり摘み取ろう!


春のバラは生育環境によってバラツキはありますが、放っておくと次々に開花します。できれば花数も株の体力と相談してコントロールしてあげると良いでしょう。花摘みは花だけを落とすのでは無く、花首からしっかりカットして摘み取りましょう。

 



※クリックすると画像を拡大表示します。

花の咲き方によって剪定する方法も少し違いますが、ご自宅のバラがどのタイプの咲き方がわからない場合は、写真のように、大きくて健康的な葉を数枚残し、その少し上で切り落としてください。特に健康的で大きな葉っぱにはたくさん日光が当たるようにしてあげると良いでしょう。切り戻す目的はズバリ、開花後に体力を消耗したバラたちを回復させてあげることと、切り戻し剪定を行うことで、切った下からまた新しい枝が展開してくるため、新しい枝の展開を促進してあげるためです。

逆に、大きくて健康的な葉を残す反面、小さく弱々しい葉っぱは取り除いてあげたほうが、バラたちにとって無駄な体力の消耗を減らし、夏越ししやすくなります。

 


クリックすると拡大表示します。


植え付け、植え替え作業は時期に要注意!


春の開花が終わったら、すぐにやってくる「夏越し」への意識を高めていきましょう。まずここで注意が必要なのは、植え付けや植え替え作業はバラたちにとってかなり体力を消耗します。暑い時期に植え付け作業を行うことで、調子を崩してしまう可能性もあります。ですので植え付け作業は遅くても「6月末」までに行うようにしましょう。もちろん、6月まで放置しておいても良いということでは無く、涼しい春のうちにできるだけ植え付けは早いほうがベターです。

例えば、春に新苗のバラを購入したとします。春の涼しいうちに鉢に植え替えた場合、暑い夏がやってくる頃には枝葉を茂らせてくれるので、夏の暑い日差しから株元を守ってくれて、 (枝葉が木陰の役割を果たす) 日差しや乾燥に強い苗に成長します。

春の開花で浮かれていてはいけません!四季咲き性の強いバラ苗など、秋にも楽しめるバラたちは、夏が来る前の5月や6月頃の一工夫で全然変わってきす。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。

 

 

 

ではまた6月号でお会いしましょう!