小さなバラのような八重咲きの装飾花が花房にぎゅっと集まって咲き美しい。
ギャラクシーの花はすべてが装飾花です。
八重咲きの装飾花がてまり状に咲くとても見応えがあるアジサイです。
装飾花はひとつひとつは小ぶりで、花弁も1枚1枚が小さいですが、小さな丸い花弁が幾重にも重なり、まるで小さなバラが開いたような形をしています。
可愛い装飾花が1つの花房に集まって咲くので、花房で見るととても豪華で見ごたえがあります。
花つきがとても良い品種なので、株が小さいうちから見応えがあります。
花色は土の酸性度によって変わります。アルカリなら濃いピンク~淡いピンクに、酸性なら青紫になります。また、日あたりが良いと花色が濃くなります。
アルミニウムを含まないアルカリ性土壌で育てるとよりきれいなピンク色の花に育ちます。
枝はしっかりとしているので、大きな花房でも折れることはありませんが、ギャラクシーは花つきが良いので、あまりにたくさんの花房がついた時には、水分を含んだ花房が重くなって、やや倒れ気味になります。
【紫陽花・あじさい全般の特徴】
可愛らしい花を咲かせる梅雨の代表花ですが、紫陽花と書く通り、おひさまが大好きです。午前中いっぱい日あたりが良い場所だと花色の発色が良くなります。
この花に見える部分は、装飾花でガクが変化したものだと言われています。
土の土壌酸度(ph)によって花色が変わることでも知られており、一般的に酸性ならブルーに、アルカリ性なら赤傾向に変化します。白いアジサイは花色は変化せず、ヤマアジサイは花色が変化しにくいです。
以前はユキノシタ科でしたが、最近はアジサイ科で紹介されることが多くなりました。
西洋アジサイはハイドランジアとも言い、一般的なアジサイと比べると耐寒性がやや劣ります。暖地であれば戸外での越冬もできますが、寒冷地などでは室内で越冬させた方が無難です。